新しいホイール

ロードバイクに乗り始めるようになってから、ずっとディープリムの
ホイールにあこがれていた。
サイクリングロードでコスミックカーボンをはいた自転車を初めて
見た時は、必死になってついていこうと頑張った(すぐに置いてかれたが。)
少し前に日本海までツーリングに行った時も、コスミックカーボンをはいた
キャノンデールがすごく格好よくて、なんとかついていこうと頑張っていたら
自分の本来以上の実力が出て驚いたりもした。
先月、イタリア&ツール観戦の旅とコスミックカーボンを天秤にかけて
旅行を選んだ(結局、BORAをも超える出費となった)ので
(しばらくはホイールはお預けだな)、と思っていたのだけど
先日、自転車屋さんに展示してあったアラヤのスーパーエアロという
リムにアメクラのハブで組んだホイールが目に入り、それ以来気になっていた。
リム全体が真っ黒なので、すっごくディープなリムに見えるのだ。
重さも前後で1670グラムで、そこそこ軽い。
次にお店に行った時にも、まだ残っていて、「SALE」の札がかかり
5千円値下げされていた。その日もかなり悩んだけど買わなかった。
(次、店に行ってまだあったら買おう。)と決めて、翌週のぞいてみると
残っていた、隣のコンビニでお金をおろして購入した。
ウキウキして家に帰って、タイヤとスプロケを装着する、やっぱりお買い物
をするとうれしい。
さっそく数百kmほど走ってみた。
「エアロ効果」なるものを感じたくて、追い風の強い一直線の道路で飛ばして
走ってみたりしたのだけど、ビミョウ。
重量も軽くなったので、ヒルクライムもしてみる、4秒短縮、ブラシーボ効果
を考えるとこれもビミョウ。
走り終えて少し冷静になってこのホイールを見つめ直してみる。
コスミックやその他のカーボン製ディープリムなどと比較すると
「ディープ」という単語を使っていいものか迷ってしまうが、まあ
「私にとってはディープリム」ということでいいんじゃないかな、って思う。
(大学生の時に友人と飲んでいたら、彼がすごく酔ってしまって
突然居酒屋の座敷の低いテーブルの上に立ち上がって
「僕がずっと愛し続けた人が結婚するんです、相手は○○大を出たエリート~」
なんてことを言い出しはじめた。
まわりのお客さんは、最初ひいてしまってしまったが、酔っていることもあって
彼とその女の子の関係を質問したりししだした。
しどろもどろになりながらの彼の答えをまとめると、彼とその彼女が恋人同士で
あったことは一度も無く、彼の中学時代からの片思いということらしい。
今にして思うと時代を感じさせる、ボディコンのお姉さんが
「だったら片思いだったわけだから、愛じゃなくて恋じゃないの?」
という質問をした。静まりかえる店内・・・
「僕にとっては・・・愛なんです。」
少しの静寂の後、居酒屋の中は皆の拍手で包まれた。あんなに一体感を感じた
居酒屋体験はそれから無い。そしてそれ以来、「僕にとっては~」のフレーズ
が私のお気に入りになっている、ちなみに彼は、35歳でいまだ独身、長野在住
TREKのMTBで富士見パノラマをよく走っているらしい。)
なので、このホイールは、実測してみたらこれまで使っていたシマノ540と
リムの高さがほとんど変わらなくても、「僕にとってはディープリム」なのである。
今週末のJCRCのレースと月末の鈴鹿はこのホイールで走る予定だ。
いい結果が出れば
「ちょっと横風にハンドルとられたけど、ディープリムのエアロ効果で最後の直線・・」
とサイクルカフェAcierさんなどで偉そうに語ったりしてみたい。
« 初めてのスポーツバイク | Main | 朝練始まる »
The comments to this entry are closed.
Comments