クラクラクライム

クラブシルベスト主催のヒルクライム記録会、「クラクラクライム」
に参加してきた。「クラクラするくらい全力で坂をのぼろうぜ!」
っていう意味なのだと思うけど、このイベントを知らない人にこの
クラクラクライムという名前を伝える時、ちょっとだけ恥ずかしかったりする。
だからといって、「ツールド北摂」なんていうのもちょっとヤだし
横文字を並べて、「Silbest Hillclimb Meeting、SHM」
なんてのもヤだ。私のもうひとつの趣味であるアメフトは
とりあえずなんでも英語だ。練習メニューも作戦名もチーム名も
チーム内で誰も英語がしゃべれなくてもすべてイングリッシュだ。
特にチーム名にいたっては、やれギリシャ神話だの、聖者の名前
だのが出てきて、気分はもう植民地だ。
そんな格好つけた横文字が氾濫する中で、埼玉の浦和市(現さいたま市)
に「浦和ウラワーズ」という草アメフトチームがある。
「オレ、アメフトやってるんだ。」っていう時のちょっと得意げな気持ちが帳消し
になってしまうくらいの「エッ、チームの名前? 浦和ウラワーズって言うんだ...」
その絶妙なバランスがとても気に入って、埼玉に住んでいたときには数回
練習に参加させてもらったことがあった。
東京に引っ越して、北千住で練習をしていたチームに入った。
高校時代のチーム名と同じだったからだ。(千住の土手では金八先生の撮影を
よくみかけた。上戸彩はかわいかった、武田鉄也はいつも不機嫌そうだった。)
に入ったのだけど、そこのチーム名を「千住キャノンズ」に変更しよう
(千手観音)とマジメに提案してみたが、あっさり却下されてしまった。
すごくいいと思ったのだけど。
そんな私なので「クラクラクライム」という名前はけっこう気に入っている。
参加するのは昨年の4月末に開催されて時以来で2度目の参加となる。
(年に数回行われている。)前回はまだ坂ってものにほとんど
のぼったことがない初心者だった。4つのステージの合計タイムは
1時間13分ほどで下から2番目だった。
あれからレースにもたくさん出ました、坂ものぼりました、ツールドフランス
だって見に行きました、今年はジロを見に行く予定だし、まあ速くなってなきゃ
嘘だよな...なんて思いつつも少しだけ不安だったので、この間、第一ステージ
を走ってみたところ、昨年4月とほとんど変わらないタイムが出てかなりへこんだ。
で、今回のタイムは1時間9分で下から10番目だった。
10ヶ月たっているのに4分かあ、と思うと悲しくなるが、まあそんなものだろう。
次回は1時間5分を切れるように頑張りたい。
このイベントにはシルベスト以外の人もたくさん参加していた。12歳の女の子
もいたし、BR-1-3といった競技者登録されている人達も多く参加していた。
個人的には、2ちゃんのヒルクライムスレッドで記録を競い合っている人と
一緒に走ることができたのがうれしかった。
同時スタートの第3,4ステージ、3で同着、4では少しだけ先着できた。

競り合う私たちを後発の「速い人達」が追い抜いていく。少しだけでも付こう
なんて全く思えない、速度が違う、格好いいなあ、って思う。
「平地班」なんて普段呼ばれている人であっても、やっぱり坂だって速い。
かと思えば、普段は速いのに前日の200kmブルべに参加してボロボロに
なっている人もいる、これを今年の練習初めだとのんびり楽しそうに
のぼっている人もいる。前回より10分以上速くなったひともいれば、遅く
なった人もいる。そんないろんな人たちが集まって坂をのぼってタイムを
計測して結果を出す。52分34秒で優勝したのは今年からBR-1で走るOさん
私が昨年6月に初めて100km以上を走る練習に参加し、泣きそうになりながらも
平地でのローテーションについていった後のコンビニ休憩の時
「速くなりましたねー。」と言ってくれた。あの時のうれしさは今でもよく
覚えている。
ジャンケン大会で商品のプロテインが手渡され、集合写真を撮って解散。
もうひとのぼり、って人もいれば、下る元気も無くなってサポートの人の
車に自転車を積んでもらっている人もいる。私は車に戻って、近くの
ファミレスで昼ご飯を食べて、シルベストで後輪のフレ取りをしてもらって
アパートに戻り、二度目の「クラクラクライム」は無事終了した。
お風呂に入りながら、自転車チームはそのスポンサー名や企業(ショップ)名
がつくことはあっても、ニックネームみたいなものはそんなにはないな
って思った。今日も数人の方が参加されていた「Rose Citta'」さんは確か
ショップの名前は別だったよなあ、確か地元の公園から名前をとったんじゃ
なかったかなあ、そういうのってなんかいいよなあ..キレイな響きだし。
関東の「パインヒルズ'90」さんも地名の英訳だなあ、シルベストは
箕面での練習が一番多いよなあ、箕面といえば、やっぱりサルだよなあ。
アメフトチームだったら「箕面11モンキーズ」で決まりなんだけど...
(ちなみに箕面高校のアメフト部はスパイダース、箕面自由高校は
ゴールデンベアーズ、みなサルはイヤなようだ。)
自転車業界はイタリア語が多いので、猿は「acero」、ついでに箕面と言えば
「もみじ」なのでこれは「scimmia」、「acero scmmia」、アーチェロシンミア
「アーチェロシンミア(舌巻きます)の朝練に参加してるよ。えっ意味?
....サルモミジデス」
やっぱり言えないなあ、「クラブシルベスト」、やっぱりこれでいいかも。
しかし朝練に参加するようになって1年近くになるのだけど、「シルベスト」
ってどういう意味なのか知らない、聞けば教えてくれるのだろうけど
なんとなく知らないでいる方がいいような気がしてまだ聞いていない。
「日本から世界へ羽ばたく自転車選手を!
フジヤマ、サムライ、味噌汁がベストやで!」
で「汁ベスト」→「シルベスト」だったりしたら私的にはとてもとてもうれしい。
長風呂で頭がクラクラになったが、今週も楽しい週末を過ごすことができた。

