ネカマ宣言
blogブームだなあ。
「blogはじめました。」なんてメールが届くと
(blogなんてただの個人サイトじゃん、そうやって飛びついて仲間内で
むやみにトラックバック送りあったりするから、検索エンジンが使いにくく
なるんだよ、日記はチラシの裏にでも書いとけよ..)
そんなことを思ったりする。
で、送られてきたURLをクリックしてみるのだけど、基本的には根性悪
なのでやっぱりケチばかりつける。
(世の中に物申す!っていうのが多すぎなんだよね、君のオリジナルな
意見だと思っているのかもしれないけど、同じことがたくさんの
チラシの裏日記サイトで書かれてるよ、君があらためて書く必要なんて
どこにも無いよ..)
しかし、こんな「ちまたのblogを斬る!」的な内容もたくさんのblog
(オレのはちょっと内容あるぜ、と思い込んでる風)でよく見かける。
人はみんなだいたい同じことを考えるものだ。
まあでもつまらないのがあれば面白いのだってたくさんある。
このサイトからリンクしている「M君の日記」というのは、私の家の近所の
自転車屋さんの知り合いなのだけど、男前で自転車が速いのは知っていて
どちらかというと「寡黙な男」って感じだったのだけど、文章書いたら
そんな「物申す!」でもちゃんと面白くなるし、しかも1日に数個の文章を
仕事の合間に書いてアップしていたりする、すごいもんだなって思う。
(この日の日記の清滝峠からマクドナルドへの、場所と時間の移動
文体の変化がうまい、こういうのをサラッと書いてみたいものだ。)
週末の練習などで一緒に走らせてもらっている人達で、私が
知っているだけでも、6-7人は自分のサイトを開設している。
きっと他にもいることだろうと思う。つまらないサイトはすぐ見なくなるけど
面白いのは毎日でもチェックする。北峯さんのサイトは(オレも走らなきゃあ)
って思うし、走っているコースも細かくかかれているのでとても参考になるし
坂でのタイムは目標になる。
本来、BLOGっていうのは、社会的な出来事に対して、個人がその意見を
発表して、かつ他の同じような人達と連携できるツールとして発達してきた
のに、日本においてはただの日記&身内馴れ合いツールになってしまった。
日本人はホントに日記サイトが好きだ...なんてのも他のblogで読んだけど
日記サイトを読むのって(その内容はともかくとして)面白い。
あまりよく知らない人の断片的な事柄(何をした、何を買った..)
を読みつづけることによってその本人像を作り上げていく作業というのは
なかなか楽しい。だから全く面識の無い人のサイトの方が想像する
楽しみがある、たまにでてくる個人的なデータに一喜一憂する。
(えー新しく買ったロードって○○だったんだあ、意外だなあ、なんとなく
××を買うんじゃないかと思っていたのに...)
私のことを全く、あるいはほとんど知らない人でこのサイトの文章を読んで
そこに出てくる事柄から、パズル組み立て遊びをしている人もいるかもしれない。
(35歳、ロードバイク、ピスト、家族でサイクリング、アメフト..)
えっこんな趣味もあったの!? みたいに驚きの新事実を毎週一つずつでも
紹介することができたら、読んでいる人も少しは楽しいだろうなって思うけど
そんなに奥行きは無いし、目新しいこともしょっちゅうは起こらない。
じゃあ、話題がなくなると「泥棒に入られて宝石等○○万円盗難!」
と記者会見を開く芸能人のように適当にでっちあげてしまえばいいのだろうとは
思うけど、練習でしょっちゅう一緒になる人達が見ているサイトで、あまり嘘を
書くのもちょっと気がひける。
そうなってくると自分以外の人の日記を書いてみたくなる。
昔、アメフトチームの女子マネージャーの日記を書かせてもらっていたことが
ある。その子から感想などをメールでもらい、それをベースにして書いていた。
他の選手から
「選手の気持ちがよくわかっているものなのだなあ、って思いました。」
なんていうメールが選手から届いた、っていうのを聞いたりするとちょっと
罪悪感を感じたりはしたけど、なかなか楽しかった。
彼女がマネージャー日記を書くこともあったのでそちらの文体に合わせ
行動や思考もその流れから外れることがないように気をつけた。
(彼女だったらこういう風に思ったはず、動いたはず。)なんてことを考えながら
書くのは楽しかった。
彼女は粘土人形を作るのが趣味で、とある歌手のサイトでも彼女の人形が
使われているのだけど
「人形を作るときって、表情をつけるのに悩むのだけどそれがどんな人
なのかってことをずっと考えているうちにこれしかないって思える表情が
浮かんできたりする時が楽しい。」って言っていた。
架空の自転車好き日記サイトを作ってみたい。私と近い立場ということで
他のスポーツをしていた30半ばの人が自転車を始め、自転車の楽しみ
を知り、レースに出てみたりもする。一緒に練習しているいろんな人たちの
考察なども交えながら、日記形式で進めていく。
書いていくのはなかなか楽しいだろうなとは思うけど
30半ばのデブ日記なんて、人はあまり読みたいとは思わないだろうなあ。
若い女の子が主役だったら、読む気になってもらえるかもしれないけど
女性の自転車人口(特にロード)は悲しいくらい少ないから、すぐに架空の
人物だってことがばれてしまうだろうな。一人で早朝に山をのぼるだけだったら
大丈夫かもしれないけど、レースに出る、となるとちょっと厳しくなってくる。
(少ないレースだと参加者数人ってこともある、)
しかし、私のネカマ心が騒いだら、そんなのを作ってみるかもしれない。
どこかのblogでそんなのを見つけたらこっそり応援してくださいね。
The comments to this entry are closed.
Comments