競輪場を走る
岸和田競輪場に行ってきた。この競輪場のある岸和田市春木といえば
小説、「岸和田少年愚連隊」の舞台だ。主人公のチュンバが暴れ、小鉄が暴れ
カオルちゃんが大暴れする。そんな小説の中にもたまに出てくる、岸和田競輪場。
ついでにいえば、私の父親がこの競輪場の最寄駅である春木の駅を
過ぎたあたりで、○十万円の現金入り封筒を鞄を切られて盗まれた
こともあったりして、無法地帯、人外魔境、いったいどんなところ
なのかとかなりびびりまくって車からおりた。
(小説の作者の中場さんと東京の渋谷区の外れの美容室で隣同士
になったことがある。怖そうだったので話しかけはしなかったが..)
岸和田競輪場を使ってのバンク開放デー(愛好会)が催される
というので、それに参加しにやってきたのだけど、場外車券の発売
もしているので、競輪場の周りは、汗と苦労で煮詰めたような色の服
を来た小さなおじさん達がたくさんいた。このご時世なのに携帯電話の
普及率がすごく低い。西成の三角公園あたりと雰囲気が似ている。
(たまーにエロビデオを買いに行く、覚醒剤は買わない。そういえば中場さん
が覚醒剤でつかまったのも西成だった気がする。留置場の中でやくざと
シャブ中の人たちがテレサテンの歌を泣きながら歌う話が好きだ。)
固く閉ざされた鉄の扉に向かって、「愛好会参加の者です。」と伝える。
重い鉄の扉が開かれ、中に入るとまたすぐに閉じられ、そして警備員さんは
覗き窓からまた外の様子をうかがう。関係者とお客さん達との接触を避ける
ためだとは思うが、そのものものしさには驚いた。
中に入ると、本日の参加者(10人くらい)が集まって、簡単な説明を受ける。
自由周回を1時間くらいして、その後、1000Mのタイムを計り、200M(ハロン)
のタイムをはかって、また自由周回で解散、ということだった。
自転車(ピスト)、ヘルメット、靴などもすべて無料で貸し出してくれる、おまけに
現役の競輪選手も数人いて、フォームなどのアドバイスもしてくれる。
ジュースまで無料でいただいた。これは今度、車券を買ってお返ししなくちゃ
いけないな。
アップを終えて、1000Mのタイムを計測してもらう。
昨年の夏にロードではかった時は、1分22秒だった。今回はピスト、しかも
後輪に借り物のディスクホイールまではいているので、20秒は切りたかった。
できれば今年中に15秒は切りたい、と思っている(それくらい出せばピストの
大会に出ても、そんなに恥をかかないですむ。)
しかし、結果は1分25秒だった(ハロンは遅すぎて秘密)、いくら先週ずっと
風邪をひいていて、自転車に全く乗っていなかったとはいえ、この結果は
ショックだった。(坂がダメでも平地がダメでもオレにはトラックがあるのさ..)
なんて自分に言い訳してきてたのに、全部ダメじゃん。
まあでも落ち込んでいても速くならないので、家から10kmくらいのところに
ある見通しのいい道幅の広い歩行者のほとんどいない場所で
(車も入ってこれない)ピストの練習をしてみよう。
4月10日には京都の向日町の競輪場でのピスト普及大会、17日にはまた
岸和田の「愛好会」がある、せめて1分20秒は切れるようにしたい。
しかしこの「愛好会」、まだ私もよくわかってはいませんが「手ぶらでピスト」
って感じでなかなかいいですよ。
(さすがにウエアはレンタルしてくれないだろうけど)
私は着替えてすぐに外に出たけど、 参加していた高校生達はそこからまだ
ローラーに乗っていた、頑張ってね。
駅前のおしゃれな本屋さんに、「中場利一コーナー」があるかどうか
探してみたが残念ながら見つからなかった。
来月の「愛好会」にも行く予定ですが、その時には勇気を出して
おっさん達にまじって車券を買ってみます。
-3月8日追記-
ピストはやっぱりバンクじゃないと練習できないかも。
少しでも他の人間が出てくる可能性のあるところでは危なくて
もがけない。50km/h以上の速度から静止するまでにはそうとうの
距離が必要だし、いちいちバック踏んでたら腰にくる。
やっぱり関西CSCに通うしかないか。
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