衰え
「練習を1日休めば自分にわかる、2日休めばパートナーにわかる
3日休めば観客にわかる。」
なんて言葉を小さい頃、バレリーナが主人公の少女マンガで読んだ。
「1日休めば戻るのに1週間、1週間休めば1ヶ月、1月休めば
もう二度と元には戻らない。」 こんなのもどこかで読んだ記憶がある。
今年になってから、自分が遅くなってるような気はしていた。
実際には昨年の10月くらいから遅くなりはじめていたんだと思う。
昨年の5月頃からちゃんと自転車に乗り始めて、主に峠をのぼり
そのタイムが伸びていくと共に平地でも少しずつ速くなっていった。
で、9月くらいまでは上達が続いていたのだけど、そのころから草アメフトの
リーグ戦も始まって、体重も少し増えて、足首を怪我したりもして、自転車に
乗る時間ががくっと減った。坂が減って平地がほとんどになった。
10月、11月のレースでは集団に離されてしまって、DNFばかりだった。
夏頃にはそれと同じレベルの人達と走っても付いていけることも
あったのだけど、全く付いていけなかった。
年があけて、家から一番近い清滝峠を近所の自転車友達と走ってみたところ
13分弱かかった、その時は(体調が悪いのかなあ)、あるいは
(自転車が変わったからかな)、なんて思っていたのだけど、昨日、清滝峠で
タイムを計測してみたところ13分10秒かかった。
これはもうはっきりと遅くなっている。ここの峠のベストは昨年8月の11分4秒
なのだけど、そこから2分遅くなった。ついでにいえば、この峠の初挑戦は
14分で二回目が13分10秒だった。坂をのぼり始めた頃のレベルにまで
戻ってしまっているということだ、これはけっこうショックだ。
ジムでウエイトトレーニングをよくしていた頃、ベンチプレスで140kgまで
あがった。もう4年くらいジムには通ってないのだけど、昨年末、近所の
ジムに行って、バーベルを触ってみたら90kgはすぐにあがった。
ウエイトを始めたばかりの高校1年生の時の50kgにまでは戻らなかった
のだけど、自転車はあっさり「振り出しに」戻ってしまった。
まあそれでも、経験などを積んだということがあるので、全くのゼロに戻った
というわけではないのだろうけど、それに近いところまで戻ってしまったことは
確かなのだろう、このあいだのヒルクライム記録会のタイムが昨年5月の
それと比較してほんの少しだけ上、というのも妥当な結果だったわけだ。
バスケ漫画、スラムダンクの中で、急激に成長した主人公が怪我をした時に
急激に成長したということは、怪我で休めばまたあっという間に元に戻って
しまうのでは、と不安になってしまうシーンがあるのだけど、私はそんなに
レベルの高い成長はしていないのに、ほぼゼロに戻ってしまったようだ。
昨年5月、6月は清滝峠と十三峠で、11回自己記録を更新している。
更新できない時もあるから、最低でも15回はのぼっただろう。
で、それを続けていた夏までは速くなっていって、秋からは遅くなっていって
そして年があけてほぼスタートに戻ってきた、ということになる。
昨年の取り組みはムダだったのか、と思うと悲しくなるけど、坂を登れば
速くなれるってことはわかったし、その他いろんな知識はついた。
この頃の気持ちを忘れないようにしながら、また少しずつ速くなっていこう。
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