カルチャーギャップ
自転車とアメフトどっちが怪我が多いんだろうって考えてみた。
アメフトでは私の経験では4試合に1回くらい救急車が来る(骨折レベル)
自転車レースではほぼ毎回そのレベルの事故があると思う。参加している
人数が自転車の方が圧倒的に多いので、単純に比較するのは難しいけど
私はアメフト(10数年)では指の骨の骨折、腕のヒビ、膝の靱帯、無数の
擦過傷をして、自転車(1年半)では鎖骨骨折&脱臼、膝の靱帯、数回
の擦過傷をしている。だいたい同じくらい怪我をする可能性があるスポーツ
なのだろうと思う。
しかし自転車では競輪選手を除けばヘルメット以外は防具も付けないし
半袖、膝までのレーパンになる。単独練習はともかく、自分に全く落ち度が
無くても巻き込まれてコケてしまうこともあるレース、しかも私のようなホビー
レーサーレベルではせめて長袖義務化くらいはしてもいいのに、っていつも
思っている。擦過傷ってけっこう痛い。
まあプロでも少し前まではヘルメットをかぶっていなかったわけだから
(とりあえず怪我のことは考えない)っていうのが自転車競技のスタイル
なのだろう。私はもちろんプロでは無いし、家が火事で全焼(怪我人は無し)
妹が交通事故で重傷、なんていう「まさかの時」レベルのことが起こったりも
していることもあって「自分だけは大丈夫」とは思えない性格だし、全くの
健康体でも両足首をテーピングで固めて怪我予防しておくのが当たり前
である(当然運動のパフォーマンスは落ちる)アメフトに慣れ親しんできた
こともあって、怪我をする確率が高いスポーツなのに、予防策があの
ヘルメットだけっていうのにはいまだに少し違和感がある(かといってアメフト
の防具を付けて走りたくはないが。)
その違和感というのはサッカーやラグビーなどを見ていて
(あれだけ審判の判断によってゲームの展開が大きく変わるスポーツなのに
主審一人でカバーする範囲が大きすぎる。)と思ったりしているのと同じこと
なのだろうと思う。
少し前に慶応大学がラグビーで日本一になった時に、控え選手7人を
フルに使って22人でゲームを戦うってことをしているのを見て
(アメフト的だなあ。)と思い、これからこういう戦い方が主流になるのかな
と思ったのだけど、そのやり方は特に主流にはなっていないようだ。
それは「選手交代っていうのは基本的には怪我をして動けなくなった
選手に対して行うもの」っていう考え方がラグビーにおいてはいまだに
強い、ということなのかもしれない。(的はずれなことを書いてたら
すみません。)人数も多くレベルの高いチームだったら、元気たっぷりの
二本目(控え)の選手をどんどん投入していく方が戦力としては上だろう
から、怪我をしない限り入れ替えないっていうやり方より「勝利」に近づく
ことができる。だが、それをよしとしないっていうのはそのスポーツの考え方
だから、それはそれでいいのだけど、人っていうのは自分のいる立場からしか
ものを見ることはできないので(もっと交代したらいいのに。)とか
(長袖にすればいいのに。)なんて思いながら観戦している。ヨーロッパで
貴族階級の遊びとして発達したスポーツとアメリカで発達したスポーツは
やはりルール、その他の考え方が大きく違ってくる。
この間、半袖のジャージを購入したばかりだし、これからの季節、半パン
半袖で走ることが多いとは思うけど、例えば落車の多い夏の鈴鹿のレースに
出るのだったら、長袖、長レーパン、できればアメフトで使う鎖骨を守るインジュリー
っていう簡易装具を使いたいくらいだなって思う(先頭走ればいいわけですが(^_^;)
4月の日記で私が所属する草アメフトチームがいい勝ち方をした、と書いたけど
あれは自転車レースで言えば、ずっと集団の後ろにいて、最後にチョイさしした
ようなものだ。男(貴族、あるいは紳士)らしくない戦い方だと言われそうだけど
アメフト的には(よく最後まで前に出るのを我慢した。)となる。同じスポーツ
だけど考え方は違う、そういうのって面白いと思う。
自転車も楽しいし、アメフトも楽しい。

The comments to this entry are closed.
Comments