日本海ツーリング
クラブシルベストのツーリングで京都の日吉ダムから福井県の小浜まで
往復してきた、150km、Ave28km/hくらいだった。
(ほとんどの人達は兵庫県の一庫ダムからで230km)
日吉ダムから日本海まで、行きは60kmだけど帰りのルートは90kmになる。
それは平地好きの山崎さんが下り基調の平坦が20km続く区間を走りたいが
ためなんだと思う。信号も無く歩行者もいない、車もほとんど通らない。
昨年の夏に初めて日本海ツーリングに参加した時、私は初心者で、クラブの
人達もまだあまり知らない状態でおまけに行きはずっと雨だった。それでも
日本海にまでやってきたっていう達成感はあったけど、まあこんなものかな
なんて思いながらの帰り道、峠を登り終え平坦区間にさしかかった。
「ここからはSS区間になります、安全には気を配った上で思いっきり
飛ばしてみましょう。」 山崎さんの言葉を聞いてみんな一斉に飛び出した。
ローテーションをしながら下り基調に追い風もあって、50km/h近い速度で
集団は進んでいく、そんな速度からさらに逃げる人が出てきて、またそれを
追う、追いついたと思ったらそのままアタックに転じる。
山崎さんが逃げたのを木村君(ツアーオブジャパンがんばれ)が
「追いましょう!」と声をかける、コスミックカーボンをブンブン鳴らして彼の
提案に乗った追走組ができる。私はその後ろで4人くらいの集団にいる。
(うわーすっごくロードレースって感じがするよー。)
そのグループでローテーションを組むが、私には前を引くのはちょっと無理なので
後ろにくっついていく。3人で懸命に回して追走組が見えてくる。ゴールまであと
数km、よしここで少しくらいは役に立とう、先頭に出てものすごい風圧を受け
ながら50km/h以上の速度で前を引く、追走組のところにたどり着いたあたりで
私は力つきて、仲間の健闘を祈りながら後ろに消えていった。
休憩中、そしてそこからのゴールまでの数十kmはずっとその区間の余韻に
ひたりながら走っていた。ロードレースって楽しいんだ。
その時から今にいたるまで、私の自転車の目標はレースやクラス昇格では無く
あの時一緒に走ったような人達と対等、あるいはそのちょっと下くらいの実力を
持って、ロードレースごっこがしたい、ということだ。下のクラスのレースに出ては
チギれているだけの私が言うのはおかしい話だけど、私にとってはレースよりも
そっちの方がずっと楽しい。
まだ怪我も完治していないのに、今日の日本海サイクリングに参加したのも
その平坦区間をまた走ってみたいなと思ったからだ。
長時間乗っていると肩が痛くなってきてとっさの判断が遅れ、集団の他の人が
危険なので、集団の最後尾のさらに後ろに位置する。行きはまだなんとか
付いて行けたけど、帰りは何度も皆を待たせてしまったし、結局その平坦区間でも
集団の後ろについてるだけだったけど自転車を好きになるきっかけになった道を
また走ることができてとても嬉しかった。
昨年の夏の終わりまでは、どんどん自分が速くなっているのがわかったのだけど
練習不足や怪我などもあって、低いレベルでの足踏み状態が続いている。
このままこのレベルをいったりきたりで周りの人達と一緒にレースごっこを楽しめ
ないのかも、なんて思ったりもするけど、でもあの楽しさを味わえるようになりたい。
ふらふらになりながらもなんとか日吉ダムまでたどり着いた。
そこからは車で皆のゴールである一庫ダムまで先回りした。日吉ダムからの40km、
走行距離がすでに200kmを越えながらも、皆、安全な区間ではまたレースごっこを
楽しんでいたのだと思う。先頭で帰ってきた小島君も家から一庫ダムまでも自走の
福島さんも藤岡親子も小坂さんもみなとても楽しそうな顔でゴール地点に戻ってきた。
私も早く怪我を治して、トレーニングして速くなって彼らと一緒に遊びたいな。
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