リフォームしたい
最近、自転車に関する物欲が少しマシになってきた
(ヤフオクのウォッチリストの数も減ってきた)のだけど
他のものが欲しくなったり買ったりしているので相変わらずお金は無い。
今月は靴を二足買った、イタリアのものと日本のもの、それぞれ定価の
3分の1くらいの値段になっていた。洋服等はいよいよこれからセールの
季節になるけど、自転車屋さんも半額、7割引、当たり前!みたいなド派手な
セールを開催してくれたらすごくうれしいし、徹夜で店の前に並んでもいいけど
いざシャッターが開いても、185mmのクランクとか23cmの靴とか、そんなもの
しか激安にはならないのだろうし、かといってセール用の粗悪品を作られても
困る(^^;)
で、物欲と共に、部屋をまたリフォームしたいなとも思ってきている。
今、私がこの日記を書いているTV&3本ローラー部屋は元々和室で、畳を
はがして板を張って色を塗ったレベルの低いDIYなのだけど自分ではなかなか
気に入ってる。天井は安っぽい合板だったので、ローラーを使ってペンキを塗った。
壁一面(天井だけど)をペンキ塗りするなんて、なんとなくトムソーヤ
みたいですごく楽しかった。上からたまにペンキが落ちてきたりするのも
また楽しかった。で、今度は砂壁の上から珪藻土でも塗ろうかなと考えている。
色が少し合っていなかったセンターテーブルを買い換えて、テーブルの背も低く
なったので、パソコンは隣の部屋で使うことにしよう。
しかしそうやって部屋を居心地のいい場所に変えていくのであれば、購入
してからまだフレームのままの状態の青色のコッピ(KF-1)も組んで、せめて
お座敷自転車にしてあげたいなって思えてくる。
古くて重くて固いフレームで、現在において、速く走るという目的にのために
この自転車に乗る意味なんていうのはほとんど無いっていうのはわかっては
いるのだけど、でもほんと格好いいフレームだと思う。特に塗装がとてもキレイだ。
格好いいかどうか、なんていうのは人によって違うし、そもそも自転車に
そんなものを求めるのかどうかも人によって異なるとは思うけど、自分にとって
キレイだな、とか美しいなと思うものを近くに置いておくのはやはり気持ちいい。
現在売られているコッピのフレームはどんななのかなと思って
調べてみたところ、こんなラインアップだった。
これらのバイクに現在乗られていたり、現在のデザインが好きな人には
申し訳ないが、デザインが安っぽいように思える、高い自転車にも高級感
ってものを感じない。
もともとコッピの自転車は「MASCIAGHI」という総合自転車メーカーの
スポーツバイク部門に付けられた名前だってことは知っていたけど
それらのママチャリ部門のデザインとほとんど同じだよなって思ってしまった。
(コッピブランドでMTBもあるがホームセンターMTBっぽい色使いだ。)
乗りたい、所有したいって思える自転車はとりあえずは無かった。
数年前までのロードバイクのデザインがたまたま私の好みに合って
いたのかもしれないし、今も昔もパイプを買ってきてつないでそこに
COPPIという名前を書いているだけで、何も変わってはいないのかも
しれないが、個人的には、手間のかかること(数が売れてもコストが
下がらない)ことはやめて(ペイントからステッカーへ)、大量生産すれば
下げられるであろう部分にはお金をかけて(いいパイプを使う、カーボン化)
という方向性になってきたのではないかなって思うが、でもそれはしょうが
ないことだとは思う、実際、去年イタリアに行ってもフランスに行っても
ロードバイクの大半はGIANT、TREK、などの低グレードのものだった。
ミラノの高級自転車屋さんでも、アメリカンバイクが多かったしお店の
一番いい場所に置いてあったのはキャノンデールの6×13だった。
(その年のジロで優勝したクネゴが使っていたからというのもあるのだろう
けど)「KAIZEN」して低コスト化をはかっていかなきゃ、会社がつぶれて
しまうことだろう。
PCを持っていく予定の洋室は基本的に部屋は引っ越してきた時のままで
(天井だけは同じような安い合板だったので色を塗ったけど)、そこに
無印良品やホームセンター家具などを適当に置いただけだ。ぱっと見は
マシなのだけど近くで見ると安っぽい。
机も椅子も高級品で揃えれば、重厚感も質感もあってキレイになるが
なかなかそれを買うお金がある人は少ないので、どうしても「それっぽく見える」
ものを選んでしまう、またそういったものが家具屋さんやインテリアショップに
あふれている。昨年のイタリア旅行の際は築百年以上のアパートに泊めて
もらっていたのだけど、建物が100年、あるいはそれ以上の期間使われることが
当たり前なので家具なども(アパートの備え付けであることがほとんどらしいが)
長い期間使われることを想定される(買い換えってことを想定しない)ので
木製のいい素材を使い、手間もかかっているであろうものが使われていた。
そしてそんな中で生活しているとやっぱりリラックスできる。
(天井が高い、といった部屋の構造上からくることの方大きいかもしれないが)
そういったことが当たり前の国の人からすると、日本の合板文化ってものが
キッチュに思えたりもするらしいし、村上春樹が「焼き畑農業みたい。」と書いた
ようにあらゆる分野で流行やオシャレとされるものが移り変わっていくこの日本の
文化っていうのもそれはそれでなかなか楽しいのだけど、それを本当に楽しめる
のは、最先端で波乗り遊び(よっしゃー次はこの波になるぜ~)ができる人だけ
だろうと思う。
最近はドラマの影響もあって若いサブカル好きの女の子の間で落語がブーム
らしいけど、バンド-小劇団-お笑い-落語とすべて制覇してる人もいたりする
のだろう。近田春男が「考えるヒット」の中でSPEEDのヒット曲の歌詞の
「今が旬の毎日だから、何が一番大切かわからないまま、踊り続けてる。」
という部分を「踊らせられ続けている。」と変更した方がよりリアルで面白いって
書いていたけど、そういった流れの中にいたら、自分は果たして選択したのか
それとも選択したと思わされているのか、わからなくなりそうだ。
ここしばらくで、自転車に関して一番ショックだったのは、グレッグレモンの
「私の現役の頃から自転車の重さは6.5kgくらいだったよ。」っていうインタビュー
記事だった。なんとなくだけど、年々、進化を続けていっているのが自転車機材の
世界であり、3年前のよりは今年のモデルの方がすべてにおいて優れている
という風に雑誌などを読み続けていて思ってしまっていたのだけど、とりあえず
トップレーサーが使う自転車の重量ってことに関してはグレッグレモンが現役
だった15年前からほとんどかわっていないということになる。(UCIの最低重量の
規則の存在は別として)
市販車はまた別だろうし、少しずつではあっても毎年進化し続けているのだろう
けど、「どんどん消費させるための技術革新と宣伝」っていう部分が相当に
大きいのだろうなと思った。そんなことは大量消費が当たり前のこの社会で
生活していたら普通にわかっているはずのことなんだけど、それがつい
わからなくなってしまっていた。
だからといって、ビルダーが精魂込めて作ったフレームを長く愛し続ける
っていうのも、なんだか「ベテランサイクリスト」みたいであまりかっこよくは
思えない、性能はすごくいいんだろうけど、やっぱり世俗的な価値観
(イタリア製なんだよね~)っていうのも大事だし、そもそもビルダー系の
フレームはパイプ部門とデザイン部門が分離していないせいで
(これはちょっと..)って思ってしまう塗装やグラフィックが多い。
部屋も自転車もいろいろ悩むことが多い、梅雨のせいなのだろうと思う。
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