気持ちE
近所(といっても10kmくらいあるけど)にある清滝峠
ってところでよくタイムを計測しているのだけど(木津や信楽方面に
走りにいく時の通り道でもある)、昨日、自己ベストを10秒くらい更新
することができた。
自転車をちょっと真剣にやっている人からすれば
「可じゃないな、不可かなあ..」くらいのタイムなのだけど、それでも
新記録はうれしい。この日は清滝峠だけをのぼって家に帰ったのだけど
新記録を出した後に木津や信楽に向かって奈良側へと峠を下っていく時
っていうのはほんと最高だ。
(あそこのカーブでヘタれそうになったんんだけど頑張れたよな。
なんでこれまでは数秒単位でしか伸びていかなかったのに
今回は一気に15秒も速くなれたんだろう。。)
そんなことを考えながら脚を止めて下りをのんびりと走っていく。
新興宗教などに入って、外部の人から見た時に、「洗脳終了」という状態
になった時、その人は風景が輝いているように感じるものだと言うけど
ほんとそんな気持ちになる。道路沿いの木々や道路、看板といったものすらが
何か特別な意味をもっているように思える。世界が私を祝福している、大げさ
だけどそんな気にすらなれる。
そんな祝福に包まれながら、(どれくらい、オレは速くなれるんだろう。)
という気持ちになっている時は最高に幸せだ。
RCサクセションの歌の中で、オレは一番気持ちいい。女と寝ているヤツより
誰よりも気持ちいい、最高~♪というのがあったのだけど、そんな感じだ。
時代の旬な人達(主に芸能人)が好きで、数年前だったらモーニング
娘や「ワンナイトカーニバル」を出した時の氣志團、その前だったらSPEEDや
広末涼子といったような、時代の旬な存在であるがゆえに大きく売れて
そしてだからゆえに近い将来にその人気が消えてしまうであろう人達が好きだ。
今、名前をあげた人達もまだ普通に芸能界にいるのだろうけど、安定状態に
入ってしまったら興味は無くなる。モーニング娘、なんて客観的な目でみたら
子供ばっかりでそんなにキレイな人もいない、歌だって別に何がすぐれている
わけではない。でもその時代の旬であるがゆえに、目が離れた変わった顔の
後藤真希が(ゴマキって可愛いよね。)となってしまう。
そんな時の彼女や彼らを見ていると(いったいどこまで売れ続けるんだろう。)
って思う。実力、その他がその躍進の根拠で無いからこそ、どこまで
行くのかが見えず、そしてそれがゆえにワクワクさせてくれる。
昔の日記を読み返してみると
「彼女たちはファンの、どこまで行くんだろうっていう気持ちをエネルギー
にして重力圏から抜け出そうとするロケットのようだ。重力圏を抜けて
しまえば、そんなファンの気持ちとは関係無く飛び続けるし、燃料が
足りないと、不時着では無く墜落して消えてしまう。」
なんて文章があった、SPEEDのコンサートを見に行った日のだった(^_^;)
アイドル好き、という恥ずかしいことをカミングアウトしてしまったのだけど
(どこまで行けるんだろう。)っていう感覚が好きなのだ。恋人ができて
どんどん親しくなっていく時にも同じことを感じるし、その他のことでもそうだ。
新しいことをはじめた時っていうのは基本的になんだってそうだろうと思う。
今日の清滝峠では残り1kmの頑張りであと20秒分はタイムを縮めることが
できるし、多分9分台を出すことまではできると思う。
でも、それはずっとは続かない。どこかでほとんど記録が伸びなくなる。
そしてその伸びなくなった地点が「まあ普通なんじゃない。」というところで
あったら私は普通の人、ということだ。そのあたりがスポーツの楽しいところだ。
どれだけ努力しようが結果がすべて。
シルベストの下林君(大台ケ原ヒルクライム準優勝、その他)はまだロードに
乗るようになってから1年ほどらしい、もちろんそこからは厳しい努力をしてきた
んだろうけど、それでもそのごく初期の時点で昨日の私よりもずっといいタイムが
出ていたことは確かだろうと思う。どれだけ私にとって風景が輝いて見えていようと
それは(遅い人もそれなりに楽しんでいるのですね。)ということだ。
努力してきた過程に意味があるのは当人だけであって、それをことさら強調
しようとする人は苦手だけど、でも(よし、まだまだタイムが伸びるぞ。)
って思えている時が幸せな時であることには変わりない。そしてそれが
現在の状況からして数秒くらいは伸びることは可能だって思えている時に
一気に数十秒とか記録が伸びて、(何者かに動かされているんじゃないか。)
っていうような感覚になれる時であれば、それはもう最高だ
(レベルが低いから伸び幅が大きいだけ、というのもわかってはいるけど)
運動を自分で楽しむことができない人っていうのも世間にはたくさん
おられるから、スポーツ観戦を趣味にしている人をひとくくりにしてしまう
ことはできないけど、とりあえず私は、ものすごい迫力と能力のプロの
アメフトの試合を見ているよりも自分達のものすごくレベルの低い草アメフトの
試合で逆転勝利した時の方が何十倍も楽しいし、ツールドフランスは毎晩のように
見ているけど、でもえっちらおっちらと自分で坂をのぼっている方がやっぱり
ずっと楽しい。
サッカーや野球やオリンピックなどをみて、熱狂的に応援している人を見ると
(どんなこともでもいいから、自分で何かした方がもっと楽しいよ。)って思う。
しかし学校を卒業してから、サッカーや野球やアメフトなどを始めることは
なかなかできないけど、自転車だったらそれが可能だ、
もちろんトップレベルの人達とはものすごい差があり追いつくことは難しいのは
他のスポーツと同じではあるけど(自分はまだまだうまく、速くなれる。)
っていう感覚を日々の生活の中に持つことができるのってとてもいいこと
だと思う。学校に通うことも無くなった人が始めるスポーツとして自転車は
おすすめだし、時間がたっぷりある学生のうちにはじめるのもいいと思う。
さて、日曜日は岡山でレースだ、頑張るぞ。
↓ こんなの買ったら速くなれるかな、コルナゴの50周年モデルのバラ売り
けっこう安かった、おまけにサイズは56、私にぴったり(^_^;)
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