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July 06, 2005

根性なし

(興奮剤とか使えたら、もうちょっとがんばれるのにな)
って思うときがよくある。

昨日、近所の峠のタイムを計っていたら、残り1kmの地点でこれまでの
自己ベストよりも15秒速かった。心拍180拍/分くらいで足もきつかった
けど、(よし新記録を出すぞ!)と力が入った。
しかしその時、後ろからダンプカーがやってきて、私のすぐ後ろで
クラクションを鳴らしまくって、おまけに抜いてくれず、すぐ真後ろで
あおられてしまった。遠い昔、どこかのローディと女の子を取り合って
負けてしまったのかもしれないけど、かなり執拗な攻撃だった。
(しんどすぎてふらふらと斜行していたのかもしれないけど)

で、そこで緊張の糸が切れてしまって、ダンプが行ってからも
速度をあげずにタラタラとゴールまで走ってしまった。
確かにやる気をそがれる出来事ではあったけども、ダンプが行って
からでもまだ自己ベストに近いタイムの可能性はあったし、せっかく
10日振りにまともに外に出てきてタイムを計測しているのだから
最後までやらないともったいない。最後まで走って結果的に遅かった
としても、途中でやめてしまうよりは数倍価値がある。
そんなことはわかっているのだけど、(なんでオレがこんな目に..)
なんて思ってしまうと途端にやる気が失せてしまうのだ。

レースにおいてもそうだ、尋常でないレベルの風がふいていて
それが長い直線で向かい風になっていたりすると、(なんでまた今日に
限ってこんなに風が強いんだよ。)とか思ってしまい、そしてそれを言い訳
にして、ツライことから逃げてしまう。雨もキライだし泥もキライだ。
そんなことを言っていては、速くもなれないし、レースで好成績を残すこと
なんてできない、というのもよくわかってはいるのだけど(他の人もイヤなの
だから、そんな時こそがんばり時)、でもそこでプツッと緊張感が切れてしまう。

だからそんなことが頭に浮かばないようになるくらい興奮して、ほんとに
ぶっ倒れるまで走り続けることができたら、少しはレースの成績も上がる
だろうし、それが興奮剤(それが何なのかはよくわからないけど)で達成
できるものだったら使ってみたいなと思ったりもする。
捕まったりするのはイヤなので、そのあたりはあくまで妄想のレベルなの
だけど、一人で峠などを走っている時にイヤーウイスパーなどの耳栓を
使ったりはする。耳栓をしたままのぼっていると、やる気をそぐ、向かい風の
イヤな音を軽減してくれるし、自分の吐く息の音をTV越しに聞いているように
音が変化し、また心臓の動悸などがすごくリアルに聞こえてくる(ように思う。)
(もうやめようかな。)っていう気持ちも出てくるのだけど、それよりも
(自分を自分でモニターしているような感覚)の快感ってものの方が強くて
けっこうそのままがんばれてしまうことが多い。

アメフトなどの無酸素運動の繰り返しってスポーツならば、頬を自分で強く
叩く、なんてことでもその瞬間にがんばれればいいのでけっこう効果がある
のだけど、自転車は短い峠といっても10分以上続くわけなので、なかなか
難しい。最高到達地点にいたるまで、細かくポイントと目標タイムを設定して
(よしここはクリア、次はあそこの看板までだ、そして次は...)とやって
いくことによって、(なんでオレはこんなアホなことして苦しんでるんや。)
と我にかえることを防ごうとしたりもしている(だから初見の道、坂でも平地
でもこれがどれだけ続くのかわからない、ではいつもまったく頑張れない。)

自転車で他の人と競い合うことをしようとする人にとっては致命的な
弱点だと思うし、向いていないことに努力するっていうのも間抜けなこと
だと思うが、せっかく好きになったスポーツなので、もう少しいろんな手を
考えて努力してみようと思う。


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