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December 27, 2005

1987年、私は17歳だった

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最近、三本ローラーのお供にいろいろDVDや映画を買ってる。DVDは
廉価版、ビデオは中古の1000円以下の。昨日、病院に行く前に古本屋
によって、何冊か本を買った。(大きな病院は予約入れてても待つからね)
(高村薫「李歐」村松友視「ヤスケンの海」奥田英朗「最悪」、宮崎学「突破者
 井上雄彦「バカボンド16巻」をとりとめなく、で、こんな日に限って待ち時間が
 あまりなかったりした。)

ついでに中古ビデオで「私をスキーに連れてって」を購入して、今日
火曜日の三本ローラーの際に見た(1時間半も乗ってしまった)けど
やっぱり楽しかった。87年の公開当時は高校生だったし、ユーミンもリアル
タイムではないんだけど、アボーイミーツアガールな物語は大好きだ。この
映画を製作したのはホイチョイプロダクションだけど(スピリッツ気まぐれ
コンセプト
でおなじみ)、中学生だかの時に「見栄講座」を買って以来、彼らの
ちょっと上のライフスタイルを提唱しているように見せておいて実はそれすらも
相対化してしまっているようなそんなスタンスがとても好きになったし憧れた。

89年の「彼女が水着に着替えたら」も見に行ったし、ダイビングだってはじめた。
「波の数だけ~」でミニFM局はさすがにはじめなかったが「メッセンジャー」を
見てMTBも買った(今にして思うとそれは、ルック車と呼ばれる安物だったけど)
村上龍が「85年のプラザ合意で日本はそれまでの高度成長、しいては明治維新
から続いてきた近代化ってことを終えたんだ。」ってことをよく書いているけど
「スキーに~」そんなころに企画がはじまっていった。四駆を乗り回し、ロッジを
借り切って、最新の機材でスキーを楽しむ、主人公達はマスコミだったり、医者
だったり、商社だったり、呉服屋の娘だったりして(これはユーミンがモデルかな)
して、小学校の時からの成蹊のグループで構成されてたっていうホイチョイの人達
の環境と重なる部分がある。あの頃って、大学の付属校を下からきた家がそこそこ
のお金持ちっていう人達っていうのが、一番時代的に旬な人達だった。だからこそ
ユーミンも「商業高校に行っているような人には聴いて欲しくない」
って言い切れたんだろう

バブルがやってきて、皆が豊かになり、ユーミンが提唱できるアップタウンガール
の世界も消えてしまい、普通の女の子が主役となるドリカムの時代がやってくる。
私もバイクのヘルメットを五回ぶつけたり未来予想図を語りあったりした。そんな
90年代に突入するほんの少し前、まだ身分制(おおげさだけど)ってものが若者
の間に機能していた頃の映画を堪能しながら、大汗をかいた。

元祖トレンディドラマ的に言われることも多いこの映画だけど、トレンディドラマって
いうのはあくまで豊かなライフスタイルを送る「庶民」の物語だったわけで、そこが
80年末期と90年代の違いなんだろうなと思う。


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