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February 2006

February 28, 2006

寒かった

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夜8時から大阪城を走った。6周走る予定だったのだけど、途中で8周
にしよう(そうすると往復と合わせて50kmになる)と思いたったのだけど
5周目から雨が本格的に降ってきたのでそこで止めてアパートに帰った。
冬の雨はつらいけど、もう冬も終わりだって感じていると、走る気になれる
のが不思議なものだ。

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February 27, 2006

仕上がった(*^_^*)

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日曜日に購入した、ターボマティック背もたれを付けて通勤してみた。
付けてみるとなんだか飛ばしたくなるのが面白い。「おまる、金隠し」と
いろいろ言われたけど、でもこんな何の役にもたたないようなもの
(少なくとも通勤の役にはたたない)を買ったりするのが好きなんだなあ
と改めて思った、お金が貯まらないタイプとも言えるし、速くもならない
タイプなのかもしれない(^_^;)

3/5日の日曜日は吉野の山岳練習に参加するかもしれない。この背もたれ
をスコットの方に付けて、登坂力アップ!なんてことを撮影場所のヨドバシ
カメラ一階のエクセルシオールカフェにて考えた。明日から入院する友達
(MTBで足首骨折)に暇つぶし用の本を渡して、グレッグレモンだとかその
頃の人になったような気持ちで背もたれに腰を預けてペダルを踏んでアパー
トに帰った。


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背もたれ購入

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シルベストの豊中店でターボマティック専用の背もたれ(ランバーサポート)
を格安で(写真参照)購入した。ターボマティック「1」専用なのでそんな古い
サドルをまだ持ってる人はそんなにいないかな?(私はたまたまもらいもので
持っていた。)内灘のレース(シルベストチームの写真が使われてますね。)
夏の鈴鹿のTTくらいでしか使うところは無いけど、それまでは快適な通勤
サドルとして使用するつもり。豊中店の高橋君、山崎さん、取り付けのお手伝い
ありがとうございました(作りがイタリア~ンな商品で組み立てが大変でした..)

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February 25, 2006

信楽

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アパート(大阪市旭区)から163号線を走って、清滝峠を抜けて、けいはんな
レースのコースを下見して、木津から和束、62号線で宇治川ライン、422号線で
307号線に出て、「信楽ループ」と私が呼んでいるルートを走って、木津まで戻って
きたところで力尽きて、輪行して大阪駅まで帰ってきて(関西本線)、梅田のシル
ベスト
によって、アパートに帰ってきた。140kmくらい(メーター修理中)、心拍145
~155をなるべく維持して走った、疲れました。

「オーバートレーニングだ!」とか偉そうなことを書いてはいるんだけど、これまで
「心拍縛り」の練習をしたことがなかった。今の自分の状態を把握するのと、180を
超えない(乳酸がドッと出てくる)ようにするくらいにしか使っていなかったのだけど
今日は心拍域をキープするように心がけた。しかし追い風時には50km/h以上出し
ても(すごく風がきつかった)まだそこまで行かなかったし、のぼりではその心拍域
を保とうとすると歩いているような速度になった(向かい風の時も)、今日は私として
は長めの時間の練習だったので、疲れすぎないようにそれくらいの心拍域に設定
したのだけど、なかなか難しいものだなと思った。

木津から大阪駅までの電車は爆睡していたのだけど、(エンドが曲がったら終わり)
の思いが強かったのか、輪行袋に入ったスコットに右手を乗せたままだった。
環状線に入ってからは起きていたのだけど、一度おっさんがぶつかっていって
「こらっおっさん、気ィつけろよ!」と怒鳴ってイヤな空気を車内に作り出した、反省。

大阪駅で自転車を組み立てて、梅田のシルベストによって、パワーバーで栄養を
補給して(ホントに疲れた)CHIBAの手袋と安いメーター(SIGMA)を買った。
自転車に乗るようになると、いろんなものが欲しくなる。このあいだもSwansのAirless
というサングラスをウエムラパーツで定価の三分の一くらいで買った。安さで有名な
お店だけど、最近はローラー台講習会や、3月はアンカーの藤田さんを呼んでの
心拍管理トレーニング講習会、その次はそうとうたくさんの靴を揃えてのフィッティング
講習会をやるなんていう話をしていた、まあなんであれユーザーの立場としては
そういうのが増えるに超したことはない。久しぶりに行ってみたけど、特価のアパレル
類などは相当に安いものがある、なかなか魅力的だなあと思った。

今日もなかなかいい練習ができたと思う(基本はずっと下ハンドルを持って、腹筋と
背筋を意識し続けるように心がけた。)、いい土曜日だった。

(隣の本、「見仏記2」は木津の駅前の本屋で買った、車内では読まなかったけど
 とりあえず見仏記1はオススメです。仏像の伝播経路と各地方におけるパースの
 変化なんてあたりはなるほど、と思った。)
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February 21, 2006

カナタニヤマノボレ 一一〇

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会社に置いてあった雑誌に「大阪の山特集」っていうのがあって
岬町に「金谷山」(110M)っていうのがあることを知った。
「カナタニヤマ」っていう響きは肥満児だった小学生の頃のあだ名
を思い出してしまってイヤなのだけど(^^;)、まあでも自分と同じ名前
の山があるのならばのぼってみたいものだなって思う。村上春樹
がギリシャで「ハルキ島」に行ってみたら、特になんてことのない島
だったらしいけど、この金谷山はどうなのだろうか。自転車ではのぼれ
ないだろうとは思うけど。

中学3年生の時に、友達と登山に行って部活も何もしていないその友達
についていけなくて、それ以来(坂道をのぼることは私には向いていない)
と思い山には近寄らなかったのだけど、自転車に乗るようになってしぶ
しぶ坂をのぼってみたら、遅いことにはかわりはないけどけっこう楽しい
ってことを知った。今だったら登山も少しは楽になっているのかな。

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February 20, 2006

GoogleMapsEditer

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シルベストtatyさんのサイトを見ていて、自分でも作ってみたくなった
ので、今月号のファンライド誌の特集に「信楽」が取り上げられていた
こともあって、信楽あたりのルート図を作ってみた。
実際にやってみるとけっこう面倒(tatyさん、いつもご苦労様です(^^;)
なのだけど、こんな風に「ワタシのオススメサイクリングルート」みたいな
がたくさん掲載されるようになったら、自転車生活がとても楽しくなると
思います。GoogleMapsEditer、面白いソフトですので是非みなさんも使って
みてください、そしてどんどんマイルートを発表してみましょう。

とりあえず「カナタニ信楽ルート」を作ってはみたけど、まだまだです。
423号線を南下して周回コースに入るところでは、道が細かすぎて
ほんとにこの道かどうか確信が持てません(多分合ってますが)
交差点毎に写真を入れたりしていけば、良くなっていくでしょうね。

~追記~
3/21日のけいはんなサイクルレースのコース図も作ってみました。
GoogleLocalだと衛星写真がこの尺度でも対応しているのですが
作成した地図ではできないみたいです、残念。

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February 19, 2006

箕面朝練+三田周回練習

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シルベストの箕面朝練+三田のあたりの1周23kmのコースを周回する
三田ループ練習」に参加してきた(150kmほど)、100km以上を走るのは
昨年のお盆の頃以来だったのだけど、通常の箕面朝練から三田ループまで
全くついて行くことができず、他の人にたくさん待ってもらって練習を終えた。

一昨年の5月にシルベストの練習に参加させてもらった時点の私の速さって
ものを40くらいだとすると、そこから8月くらいにかけて65くらいになって(チーム
内の速い人達が100くらいかなあ)、で秋くらいから乗らなくなってだんだん下がっ
ていって、翌年の1月くらいに45くらいになっていた。そこから練習を開始するも
3月に落車して骨折し、4月から乗り始めて7月くらいまではそこそこ乗っていて
68くらいになった。そしてそこから仕事なりでほとんど乗らなくなって、年が明けて
の2月現在、37くらいになっているのだと思う。

私の自転車の目標は最初に参加した頃からずっと、80くらいの速さを身につけて
練習で競ったりして楽しい時間を過ごす、というものだけどまた振り出しに戻った
ことになる(実際には一昨年の5月より下だと思う、箕面朝練でここまでダントツの
最下位になったことは無かったと思う。)、でまたここから練習などを続けていけば
多分、65くらいまでは昨年までのようにやってれば到達できるのだろうと思う。
で、そこから目標の80くらいまで引き上げていこうと思ったら、一番大事なことは
当たり前だけど、「継続して練習し続ける。」ということなのだろう。数ヶ月もまとも
に乗らない期間が出てきたら、蓄積が無いのですぐにスタート地点まで戻る。

昨日の練習はホントにきつかった。三田という知らない土地で無かったら、途中で
フェイドアウトして帰っていたと思う。ものすごい方向音痴なので一人で帰ったら絶対
に迷ってえらいことになる、と思って走り続けてますますえらいことになった。
(待たした人達、すみませんでした、あと皆と別れて川西から豊中に行くのに迷った)
そりゃそうだろうと思う。一昨年も40でスタートして100kmくらいの練習に参加したの
は60くらいになってからだった。それを37くらいで150kmに参加したのだから。
速さ、体力、その他すべてが全く足りなかった。

そこから一日たって、私の脚はすごい筋肉痛だけど、これの回復が終わる時には
昨日の37が37.5くらいになっているのだろうか。一つ前のエントリーでオーバー
トレーニングについて書いた。昨日の150kmは私にとっては完全にやりすぎだった
と思う(だったら参加するなっていうのは置いておいて)、でもやっぱりそこまで遅れ
てしまうっていうのは恥ずかしかったし、ついていけるようになりたいなってすごく強く
思った。そう思えるようになっただけでも昨日の練習に参加した成果があったってこと
だなって思う、ここ半年間ほどはいろいろと忙しいこともあったけど、(速くなりたい)
と思ったことも無かったし、68なりの数字をキープできているつもりだった。

37なんて数字になっているとはつゆ知らず(知ってなきゃいけないんだけど)、無謀
にも西日本チャレンジ(A-M)とけいはんな(C3)に申しこんでしまっていた(^^;)
あと1ヶ月で33からどこまで数字をあげることができるのだろうか、55、せめて50
くらいになって欲しいなと思う。で、リッツ(4/29)に65くらいになりたい。

こんなことを考えるようになったのも、昨日の練習に参加したからだ。今までの
自転車の練習で一番キツク感じたけど、参加してとても良かった。


(チギレてるから「練習風景写真」が「風景写真」
 になってしまってますね(^^;)
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February 18, 2006

レース

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3/19日の西日本チャレンジ(A-M)と3/21日のけいはんな(C3)に
申し込んだ。西チャレは完走できないだろうから、落車しないことと
広島観光が目標(目的)。けいはんなは先頭集団でゴールが目標
だけどコース中の中学校のところがけっこうなのぼりなので、そこで
チギれてしまう可能性は大だろう。

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朝、実家に立ち寄ったら玄関を入ったところがキレイに
なっていた。いろんな花が植えたり置かれたりしていた。
ちょうど1年前に20年飼っていた猫が死んだ。「ちょーさん」
っていう名前のシャム猫で中学3年生の私が道路のすみっこで
鳴いていた片手に乗るくらいの彼女を拾って家まで連れてきた。

ちょーさんという変な名前は父親がつけた。父親が小さい頃に
飼っていた猫も「キビリン」っていう変な名前だったことを
聞かされていたので、我が家では皆抵抗なくその名前で呼んで
いた。蒙古語だか、朝鮮語だか、なんかしら意味があるらしい
けど、阪神ファンの父親だけど、ひょっとしたら同い年の長島
だけは特別だったのかもしれない。

昨年の1月から2月にかけては妹もオーストラリアから戻ってきて
完全介護体制での最後の一ヶ月だった。最後の1週間は完全に動け
なくなってしまって、スポイトで口に水で溶いた餌を与えていた。
鳴くことも動くこともできなくなってしまっていたちょーさん
だったけど水を飲む時のゴクッっていう音が無音の部屋の中で
とても大きく感じた、4kgあった体重は1kg少しになっていた。

日曜日の朝に少し気分を変えようと思って、友達と自転車で
なにわ自転車道を走りにいった。休憩中に妹からメールが入って
ちょーさんが息をしなくなったっていうことを知った。その友達も
少し前に飼っていたみーこが死んだばかりだったこともあって
神崎川でボートを漕ぐ大学のボート部の若者達をみながら2人で
しばらく無言になっていた、オールがたてる水しぶきがとても
キラキラして見えた。

家に戻って、妹と2人で猫を埋めた。ペットの葬儀屋さんとか
いろんなことを考えたけど、すぐ近くにいてほしかったので
庭とは言えない玄関の植木のところに埋めた。スコップで砂を
かけながら妹と2人で泣いた。家族みんな、猫の通り道を開けて
おくためにドアを最後までは閉めない習慣がついていた。家に
帰ってきて玄関のドアを開けると真っ先に「ちょーさん!」と
呼んだ。

ずっと片づけられなかった猫のケージ(最後の一ヶ月はそこに
ペット用ホットカーペットをひいて寝ていた。)も分解して物置
にいれ、ドアを完全に閉めるようにもなった。猫が通れなくなる
からということで壊れたままにしておいた、アコーデオンカーテン
も新しくした。「そろそろ1年になるね。」って話は少し前にして
いたのだけど、さっきカレンダーをさかのぼってみるまでは
猫が死んだのが2月20日だったってことは忘れてしまっていた。

猫はあまり家にはいない母親にはなついてないように見えた、母親
もそんなにかわいがっていなかったけど、父親に聞いたら花を植えた
のは母親が猫の1周忌(私の家では1周年と呼ぶ)だしキレイなお花を
植えてあげようって言い出したらしい。

秋の終わりくらいに私のアパートのベランダで子猫たちが母猫と
一緒にひなたぼっこをしていた。ふわふわととした子猫たちがすごく
かわいかったので、冷凍庫にあったうなぎをあたためてあげた。
すごく喜んでムシャムシャ食べていた。(これでしょっちゅうやって
くることになったらうれしいけど、でもそれはそれで責任が発生する
ってことだなあ。)なんてぼんやり考えながら音をたてながらうなぎ
にむさぼりつく子猫たちとそれを見守る母猫を少し距離をおいて
見ていた。

いろんなところでかわいがられているためか、それから子猫たちを
ベランダで見かけることはなかったのだけど、その後、母猫が単独で
やってくるようになった。もう子猫たちは独立して近所を走り回って
いるのだろう。えさはあげないけど、ベランダに置いた壊れた椅子に
座った母猫に洗濯物を干しながらいろいろと話しかけてみる。
「駐車場のところにちょーさんに似た猫がいるけど、ちょーさんは
 ほとんど家から出なかったのだけど、あれはちょーさんの孫かひ孫
 だったりするんかな?」

最近、母猫を見かけないなと思っていたのだけど、このあいだ久しぶり
にやってきた。おみやげ持参での訪問だった。椅子の上に何か落ちてる
なと思ったらネズミだった、ほんとにびっくりした。

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February 15, 2006

トレーニング

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クリスカーマイケルの「ミラクルトレーニング」を読みかえしてみた。
少し前のエントリーでも書いたし、昔にも書いたと思うのだけど
やはり自転車愛好家達は練習しすぎなんじゃないのかって
ことをあらためて思った。特に強度面で上げすぎなんじゃないか
と思う。(LSDはよほど極端でなければやりすぎるってことはない
のだろうと思うけど。)

自転車におけるトレーニングで何を鍛えるのか、といえば大きく
わければ、心肺機能と筋力だと思う(他にも神経系などもあるが)
で、実際に「練習」となった時には最大心拍数の70%をずっと超え
続けている人ってけっこういる思う、私もそんな感じになってしまう。
シルベストの朝練で言えば、箕面の駅を出てから公民館に着くまで
ほぼずっと80%から90%くらいで走っている。
まあそれは私が遅かったり、太かったりっていう事情もあるし
速い人達は、70%くらいで流しているのかもしれないけど、私
レベルの運動強度になってしまっている人も多いと思う。しかし
カーマイケル本などでは、そこまで一度追い込んだら、もう残りは
ずっと70%以下で走らなくてはいけないことになっている。
しかし実際には、その後にロングコースなどに走りに出かけることも
多く、そしてその間、平地では70%くらいだが、のぼりや飛ばす区間
ではまた先ほどのような運動強度になってしまう。

そうやって「全力で追い込ん」で「勝ったり、負けたり」するのが楽しいから
練習に参加しているわけなのだけど、オーバートレーニングになっている
可能性も高いのだろうと思う。
自転車とは違いすぎるたとえのようだけど、ウエイトトレーニングにおいて
例えば10回×3セットのメニューを組んでいて、それを終えてからでも
重量を減らせばまだまだトレーニングを続行することはできるけど、とりあ
えず同じ部位に関して、それ以上やる人は少ない、筋肉の成長ってことに
関してはやるだけムダだし、それよりもすぐに栄養を補給してあげることの
方が重要になる。自転車練習における「筋力トレーニング」ということでは
朝練の箕面山荘から後はすでに「余計なことをしている」のかもしれない。

「心肺トレーニング」についてはよく理解していないのだけど、そのパフォー
マンスを上げるためには70%くらいまでの運動でいいように思える。それ
以上は耐乳酸とか無酸素とかまた別の能力のトレーニングだし、そして
そのレベルの運動はカーマイケル本では、「週に一度、20分だけ行う。」
とされていたりする。アメリカのことだから、厳しいメニューを書いて、それを
読んだ人が故障したりしたら訴訟とかそんなリスクも考えて、強度を抑えてる
ってこともあるのだろうけど、でも「目標-200km走って28km/h平均で。」
とホビーレーサーレベルとしては、けっこう高めのことが書いてあるから
一応はそれくらいの人を対象としているトレーニングメニューなのだろう。

私と同レベル(あるいはそれよりも少し上)向けに作られたメニューとしては
どうも「楽」に思えてしまう。でもベンチプレスで170kgあげる人が週に一度
アップを終えて、たったの8レップス×2セットだけ、時間にして5分でその部位
のトレーニングを終えてしまうっていうのをウエイトトレーニングについてあまり
知らない人が見たら「短か!」って思うだろうし。そしてそれと同じことをカーマ
イケル本のメニューを見て思ってしまっているのかもしれない。

中級者向けメニューの第一週(7週間を一つの単位としてトレーニングを行う。)

月曜日、休養
火曜日、最大心拍数の65~70%で60分
水曜日、60~65%で30分
木曜日、65~70%で60分
金曜日、65~70%で45分、途中にファストペダル(120rpm)を10分間
土曜日、65~70%(途中テンポで15分間)
日曜日、65~70%で90分(途中、登りでテンポ20分間、テンポとはLT値を基準
     にするからわかりにくいけど、おおざっぱに言えば、最大心拍の80~85%)

これを見て、「楽そうだなあ。」って思わなかった人はいないんじゃないだろうか?
ひょっとしたら週末のがんばりが平日の通勤ランなどの有効な努力をムダに
してしまっているのかもしれない。私がかねてから思っているのは、プロの競輪
選手が毎日のように100kmとか150kmとかの距離を「街道練習」しているのは
(単なるムダだろう。)ってことだ。そりゃ効果はゼロじゃないだろうけど、あくまで
スプリント力が求められる種目において、そこまでのことをする必要は全くないと
素人の私が言い切ってしまっても間違いではないと思う。毎日長距離走る陸上の
短距離選手はいない。でも今はどうなのかよくわからないけど、滝沢選手を語る時
には、とにかくそのものすごい練習量が語られ、そしてそれがゆえに彼は超一流
選手なんだってことになっていたのだけど、それを読んでは「?」と当時は自転車
のことも何もしらなかった私なのだけどそう思っていた。その種目でお金を稼いで
いるプロの人においても「ムダな練習」をしているくらいなのだから私たちレベルに
おいても、ムダであったりやりすぎであったり、大事なことなのに全く行っていなか
ったりってことがたくさんあってもおかしくない。最近はマシになってきたようだけど
プロ野球の練習なんていうのは、非効率で無意味な練習がすごく多かった、日本
のスポーツ界においては科学的なトレーニングが行われている場所はまだまだ少
ないと思う。

しかし、私レベルのような、怠け者自転車愛好家にしてみれば、その「楽」なメニュー
であってもなかなかそれを「実行」できないのが問題になる。シルベストの練習に
参加するとして、登坂が始まっても70%の枠を守ってただでさえ皆から遅れがち
なのを、さらに遅れてマイペースを守る自信はあまり無い。じゃあ一人で走れば
いいだろうってなると、それはやっぱり面倒くさい。
まあ昨年の秋からほとんど乗らなくなってしまっていて、これ以上遅くなることも
ないだろうから、しばらくはそんな「楽」なメニューでやってみるつもりだ。
通勤orローラーで毎日乗って、そして「頑張りすぎない」のを目標にしてみます。


(追い込みすぎないっていうのは、正しいのだろうなってすごく強く思っている
 のだけど、でも「そんなのでいいのか?」ともとても強く思う、難しいなあ。)

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February 14, 2006

バレンタイン

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梅田のシルベストサイクルにロードバイクのエンドを保護するカバーが
入荷しているかどうかを聞きにいった。バレンタインデーということで
阪神百貨店でチョコレートでも買って、今日お店に入っている独身男性
達に幸せを、と思い、地下の食料品売り場に入ったところ、この日の
地下は食料品売り場ではなく、チョコレート売り場の様相を呈していた。

そんなところで男が一人でチョコレートを買うのはやっぱり恥ずかしい。
「最後尾はこちら」なんて看板を持った店員さんがいたりするような
人気店は避けて、ひっそりとしているお店で800円ほどのチョコレート
を購入した。ガラスケース越しの店員さんの対応がやけに優しかった
けど、同情してもらったのだろうか。

雨が少しふっていたけど、シルベストまで歩く。地下通路で福島駅くらい
までいけたら便利なのに。お店にいくと、独身男性店員さんが揃って
いたのだけど、今度はチョコレートを渡すきっかけが見つからない(^^;)
店員のSさんが「チョコ好き」を常々言っているから、まあ「告白」という
ことにはならないだろうと思い、渡してそこにいた人達でこっそり食べた。
なかなかおいしかったが、けっこう甘めだったのでコーヒーが飲みたくなった。

エンド保護カバーに関しては、エンド取り替えができない自転車に乗ってる
人は付けておいてもいいかもってことだった。とりあえず私の乗っている
スコットはエンドが取り替えできない。で、シルベストの周りを見てみても
スコットを持っている人はたくさんいるのだけど、みなレースの時にくらい
しか乗っていないように思える。確かにレースで壮絶なクラッシュの結果
というのであればともかく、練習で休憩中、立てかけておいた自転車が
突風で...なんてことで数十万円の自転車がパーになったらとても悲しい。
そこまでヤワではないだろうけど、ちょうどお客さんのMさんがエンド修正に
FELTを持ちこんでいたところだった、ママチャリにぶつかられたとのこと
だったけど、そんなことでも曲がってしまうんだなと思った。エンドが交換
不可の自転車に乗ってる人、これ買いましょう。

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「チョコのお礼に今度ホイール組みますよ。」とSさんに言われた。
ホイール組を目下の課題としているSさんは組みたくてしょうがないらしい。
アラヤの540のシルバーのリムに105のハブで今度組んでもらおうかなと
思う、通勤ホイールにしようと思うけど、シルベストの(あるいは大阪の)
山岳王が組んだホイールは山でも有効かもしれない、そういえば今日は
パンターニの命日だ、R.I.P。

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February 13, 2006

マイナースポーツ

snow14

オリンピックの女子のスノーボードをTVで見た。
「世界のトップと日本人は全くレベルが違う。高さも技のキレ
 も何もかも違う、コケてなくても到底及ばないじゃないか
 そんなものに3人も4人も税金使って選手を派遣するな。
 そのくせ何かとボードの裏見せて広告活動だけははりきって
 るんだから!!」

っていう意見がブログなどにあふれかえりそうな日本女子の
レベルの低さだった。転倒して滑り落ちてそのまま寝ころんだまま
だった今井メロ選手を見ていると、(悔しいのはわかるけど邪魔だよ)
って思ってしまった(医者の話だと怪我もしていないようだし。)
まあでもしょせんはそんなものだと思う。モーグルなんかでもそう
だけど、マイナースポーツの人達(とりあえず日本人)って動きが
アスリートのそれじゃない場合が多い。プロのトップ歌手(アレサ
フランクリン
でも石川さゆりでもいいけど)とサークルで一番カラオケ
がうまい女の子くらいの差があるように思える。

とはいえ、彼女たちが悪いわけではもちろん無い。貧乏に負けた~
ではないけど、マイナーがゆえにそうなってしまうのだ。
私も高校時代は一応、インターハイ出場ってことになっているが
大阪大会で決勝まで行けば全国大会出場となる、アメフトにおいては
秋の大会なんて実質的に4つくらいの高校で競っていたようなものだし
同い年でインターハイに出た運動部の人達の中で総合体力測定を
したらアメフト選手っていうのは、力はともかくやっぱり低いと思う。
だからといって私たちが悪いわけではない、と思う。

でもマイナー種目であっても、世界のトップ選手達の動きはやはり
トップアスリートのそれだし、そしてそんな人達は競技をしているだけで
見ている人の口を開けたままにさせるだけの力を持っている。そんな力を
持つからこそ、プロスポーツを含めてスポーツ観戦っていうのがここまで
人気を持つのだろうと思う。日本選手は残念な結果だったけど
(私はオリンピックに出たんやで!)って言える経験ができたってことは
すばらしいことだし、うらやましいなって思う。

私もそんな「称号」みたいなものがほしくて、昨年は自転車で
競技者登録をしてみた、「登録選手」というわけだ。理論上はレースで
ポイントを重ねていけば、日本選手権にも出ることができるし、そこで優勝
すればオリンピックに出ることも可能だ。国体にも出場することができる。
ピスト競技がさかんでない県からであれば、その県で登録するという裏技的
なことをしなければいけないけど、国体出場は全く手が届かない目標では
なくなる(イヤ、それでも無理かな..)

おニャン子の「オバンになっちゃうその前に~♪」ではないけど
完全なおっさんになっちゃうその前に、どんな形でもいいから結果を
出してみたいものだ。昨年は1レースも出なかったけど、今年はなるべく
頑張ってみようと思う。


しかし失礼だけどこれは笑えるな(^^;)


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明日は特別スペシャルデー

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「明日は特別スペシャルデーと歌ったのは国生さゆりwith
おニャン子クラブだったが..」
っていう書き出しの文章を96年からずっとアメフト日記や
自転車ブログに2/13日付けで書いていたので、今年も書いて
おくことにする、10年たってもこんなことを書いているとは
25歳の時には想像もしなかった(涙)

私はチョコレートがかなり好きなので、長渕の愛人になって
覚醒剤の尿検査を受けたりするようなキケンでイチズな女の子
の最後の手段のキスよりはキスチョコの方が安全でおいしい
と思うけど、この歌が流行った時(86年ちょうど20年前だ)
には入試で高校が休みで「今日は特別~♪」と歌う国生を見な
がらTVの前で大騒ぎだったのをよ~く覚えている。

チョコだのなんだのっていう年でも無いんだろうけど、梅田の
デパートはなんだかお祭りのようで、見ていると楽しくなって
きますね。


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February 05, 2006

舞洲練習

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昨年の9月以来ぶりくらいにシルベストの練習に参加してきた。
ついでに更新するのも10月以来になる、それでもさっき調べてみたら
先週のヒット数が1000くらいあった。過去の日記に対して検索エンジン
経由で来た人がほとんどだと思うけど、びっくりした。

箕面での練習ということで、朝6時過ぎに起きてBBSをチェックして
みたところ、積雪があって走れないとのことだった。
(これじゃしょうがないなあ)と思って、近所のマスダ君、カナモト君
清滝峠に行くとのことだったので、そちらに合流するつもりでいた。
(さて、でかけようか。)と思ってもう一度BBSをチェックしてみると
箕面から舞洲へ移動するとのことだった。(さて、どちらにしようか?)
としばしなやんで舞洲に行くことに決めた。

少し時間があったので、近所の喫茶店でモーニングセットを食べてから
行くことにした。冬用重装備にクリートをカツカツ鳴らして入ってきた私を
見て、「おっ走りにいくの久しぶりなんちゃうの?」と言われた。
パン食べてコーヒー飲んで暖房の効いたお店の中にいたら、だんだん
行きたくなくなったけど、頑張ってお店の外にでた。家から舞洲までは
毛馬のところまで城北公園通りを走って、そこから川沿いの細い道を
ひたすら走る。二号線を超したところで淀川の堤防横の道路に出て
そのまま直進、北峯さんの日記でもおなじみのまっすぐの直線のある
スーパー堤防(↑写真は帰りに撮影、みなさんお疲れ気味かな)を走って
常吉大橋を渡って舞洲に到着(15km)、初めてこの舞洲にやってきたのは
2003年の夏だった、まだロードバイクを持っていなくて、安いMTBで必死
になってここまで飛ばしても25km/h以上のアベレージを出せなかった。

練習の場所となる周回コース(1カ所左折方向時に信号あり、徐行or停止)
にたどり着くがまだ誰も来ていなかった。寒いので一人で5周ほど走る。
LOOKに乗っている人と少し話をした。まだロードバイクを買ってから500km
ということだった。布施さんがピストバイク(ブレーキ付き)でやってきて、
そしてもう1周すると、箕面からの移動組が全員揃っていた(15人ほど)

速い組とゆっくり組の2グループにわけて15周回ということだった。私は
ゆっくり組に入ったけど、半年くらいにまともに乗っていないっていうことも
あって7周目くらいで集団から遅れてしまった。しかし今に始まったことでは
ないのだけど、私にはとにかく加減速(インターバル)が苦手のようだ。
集団から切れた後のタイムを計ってみると、1周、3分15秒くらいで回って
いる、集団との差も1周につき5秒くらいずつしか開いていかない。風が
そこそこある中、集団との差がこれくらいで済むのならば(集団は下りを
流しているっていう部分があるにしても)、本来はその集団にはついて
いけるはずだと思うのだけど、コーナーの立ち上がりで加速されたりする
とお手上げになってしまう、つくづくクリテリウム、あるいはホビーレース
全般に向いていない自分の体質がイヤになった(^^;)

15周を終えて、のぼりをアウター固定でのスプリント練習、フクシマさん
スミノさんなんかと一緒に走る。「3、2,1,ゼロ!」と叫んで重いギアを踏む
最初の1こぎ、2こぎ目くらいが一番大事だし、そのための練習だとヤマザキ
さんは言ってたけど、そこで爆発させることはできず回転数が上がるのを
待ってしまって、常用回転域に入ってから頑張ってしまう。
しかしそれではトレーニングにはあまりならない、ウエイトトレーニングでも
なんでも意識が一番大事って言うけどその通りだなって思う。漫然と
この坂道で「競争ごっこ」をしていたら、例え全力で吐くくらいまで追い込ん
でもあまり意味は無い、(大事なことは踏み出し)と意識して、その数こぎ
に意識を集中すれば、スプリント練習としてはそちらの方が効果がある。
自転車の練習の難しいところはそこだと思う。やった気になるようなことの
多くが上達することにはつながらない。

私たちは趣味で楽しむことをメインにしているわけなのだから、練習に実質的
には効果が無かったとしても別にいいと思うのだけど、趣味でやっている
レベルだからこそ、実は実際に自転車に乗るのは週末に一度だけってくらい
でも速くなれる方法っていうのがあるのじゃないかなって思う。うまく言えない
のだけど、自転車界全体(欧州のプロロードレーサー、日本の競輪選手を含
めて)、どこか練習のしすぎのように思うし、そこには自転車に乗ること自体
が楽しいからって部分が関係しているのではないかと思っている。有酸素系の
長距離スポーツは球技などとは違うのだろうと思うけど、でもそのあたりと比較
すると練習量っていうのは圧倒的に多いと思うし、また「長時間の練習=正義」
のように扱われることも多いと思う(根性論的な意味合いではないけど)

仮に適切なウエイトトレーニングの組み合わせ、その他で速くなる方法っていう
のがあったとしても、それはやっぱり「しんどいし、面白くない」だろうから、その
練習メニューをなかなかやらないだろうけど、実際に外で自転車で乗ること以外
のトレーニング(ローラー台含む)が半分、最低でも三分の一くらいは組み合わさる
べきじゃないのかな、と思っている(クリスカーマイケルのトレーニング本では
そんなに練習量は求められていなかったように思う、除ランス。)
ウエイトトレーニングとローラー台(例えばコンピュトレーナー)での10時間は外
を走る10時間よりも、楽しくないだけにそれを実際に行うのは難しいけど、楽しく
ない分だけ「トレーニング」として向き合うことができるんじゃないかなって思う。

仮にそれが正しいとした時には「速くなりたいんだったら、デュラをティアグラに
してでもコンピュトレーナー(別に他のメーカーのでももちろんいい)を買いなさい。」
っていうのが将来、当たり前のアドバイスになったりするんじゃないかなって思う。
そしてそれくらいが他のスポーツと比較した時に、健全なトレーニングの形では
ないかなって思うけど、もちろん正解は私にはわからないし、趣味でやっている
わけだから、本人がいいと思えばそれでいいとは思う。まあこういうことを考えたり
するのが好きなんだろうな。

今日は久しぶりにたくさん走ったし(たった70kmだけど)、シルベストの人達の顔も
見れたし、楽しい日曜日だった。

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February 01, 2006

美しいもの

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少し前、2号線沿いの福島近くにあるサイクルカフェ、アシェに行ったら
オーナーの女性のロードバイクがそれまでのコメンサルからかわって
いた。CASATIに少し前のカンパレコードで組んだもので、ホイールは
カンパのシャマルだった。とてもキレイな自転車だと思ったので、その
通り彼女に伝えた。

彼女は私のコッピはまだほめてくれるけども、スコットに対しては
「いい自転車なんだろうとは思うけど、所有する気にはならない」
とちょっとだけ手厳しいことを言う。確かにそうだなあとは思う。

自分にとって好きか嫌いかってなれば、どんな自転車(別に自転車に
限ったことではないけど、例えば女性でもいい)でも好きになれる(可愛い
と思える)けど、でもその対象が美しいと思えるかどうかっていうのは別の
話だろうと思う。スコットは愛車ではあるけど、これを美しいとは思わない。

(好きとか嫌いっていうのは個人の主観だろうけど、でも絶対的な美しさ
 ってものも存在しないんじゃないの、スコットを美しいって思える人が
 いてもそれはおかしいことじゃないんじゃない?)っていう意見もあるとは
思うし、それを否定することはしないけど、絶対的な美しさっていうものは
存在し得ると思う。例えば大自然の景色、砂漠の砂と風が作りだした優雅
な曲線は誰が見ても美しいものだと思うし、エロティックですらあると思う。
メイプルソープが女性の裸体と花弁などを並べていたりしたけど、その曲線、
丸みってものは人間にとって絶対的な美しさを持つんじゃないかなって思う。

ヨーロッパで生活していれば、古代からの建造物が残っていたりしていたり
して、それをいつも眺めていたら美しさってものに対する感覚っていうのは、
スクラップ&ビルトの国で生活しているのとは違ってくると思う。古代から
残っている建物なんていうのはその時代の支配者や宗教のトップがコスト
も何も気にすることなくひたすら美しさってものを求めて作らせたものだ。
だからこそ旧支配階級をギロチンにかけても建物はそのまま残したのだと
思う。日本においても宗教建築はとても美しいものが多い。そしてそれらは
どの国の人が見ても美しいと感じることだろう。美しいものを作ろう、という
意思の元に優秀な人間がそれを作り上げればその様式などはそれぞれの
国の文化の影響を大きく受けるけども、それはやはり美しいものになる。
モスク、教会、寺院、宮殿、城、それらはすべて美しい。

日本(米国)の工業デザインはイマイチだとかよく言われるし私もそう思う。
もちろん、違う文化のデザインはその目新しさの分良く思えてしまうっていう
部分はあるし、むやみに西洋崇拝してしまってもしょうがないけど、コスト
と性能がまず第一に要求され、しかもその要求がとても高いレベルだから
しょうがない部分もあるのだろうと思う。よく言われる例だけど日本のスーパー
カー、ホンダNSXに対してもゴルフバッグが詰めるトランク容量ってものが
求められたらしい、そんな制約の中では美しさを追求ることは難しいことだろう
と思う。

日本のデザイナーの中では川崎和男って人が好きなのだけど、彼は日本の
ようにデザインよりもまず機能が求められる社会の中ではデザイナーもメカ的な
部分を理解していないといけない、デザインのためのデザインはダメだ、として
いて、実際、機械的なことへも理解が深かったと記憶している。制約がある中で
美しいものを作ろうとしている部分がすごいなって思った。
そんな彼の連載をMacPowerという雑誌で読んでいたのだけど、今出ているPC
を見ていてもやはりマッキントッシュはキレイだなあって思うし日本のパソコンや
米国のパソコンなどは美しくないなあって思う。私のデルのデスクトップもそれなら
いっそただの四角いケースでいてくれればいいのに妙なところで「デザイン心」を
出していたりするのがとてもイヤだ。

そんなスコットやデルのパソコンなどに囲まれている生活が続いていけば、デザイン
とか美しさってものにあまり価値を見いだせなくなるんだろうなって思う。今の日本人
の生活全体がそんな感じだ。コスト意識と「で、そのデザインちゅうもんがなんの役に
たつもんなん?」的な発想、そして美しさってものを純粋に目指して作られたもの
(あるいは自然そのままの姿)がどこにもない生活、でもその日本的ライフスタイル
がうんだものが、キティちゃんだったり、キッチュでグロテスクな「カワイイ」とされる
ものであり、そしてそれが日本の文化として外国に受け入れられてもいるのだろう
とは思う(ブレードランナー的な風景、WASABI的なファッション)

日本での生活において、美しさを求めようと思っても、そもそも住んでる建物がコスト
意識の固まりみたいなものなわけで天井の低い「洋風部屋」に何をおいたところで
結果は知れている。そこで「和」の方向へ行くのもあまり好きではないし(今の政治
経済状況の先行き感の無さから、右よりの思想が力を持ってきているのと同じ構造
だと思う。)そのあたりは難しい問題だとは思うけど、でも10年前には書店にあれだけ
インテリア関係の本や雑誌は無かった。特に大学生のアパートでの一人暮らしに
おいてインテリアを考えるっていうのはフローリング指向といった形でくらいしか存在
しなかったと思う。でも、今、書店に行けば引っ越しシーズンの直前ということもあって
たくさんのインテリア本がある。美しさってものを洋服と顔だけでとらえていた時代から
自分が一番時間を過ごす部屋、家ってものにおいても考えるようになってきている。
こんな流れが50年、100年あるいはもっと続いていけば(いかないと)人の意識ってもの
はかわっていく(いかない)のだろうと思う。

母親は女性の権利とかを専門にやってきたのだけど
「私が言うてることは極端やってことはわかってる、でもこれまで続いてきた考え方、
 習慣っていうのはものすごい力を持ってるからそれを角度にして5度や10度違う
 方向へ向かわそうとしたところですぐもとに戻ってしまうんや、だからこそ45度
 あるいは90度くらいまで無理矢理にでも曲げてしまう、それでも元に戻ってしまう
 ことがほとんどだし、せいぜい1度とかそれくらいの変化しか望めない、私が生きて
 いる間に大きくかわるとは思えない。でも、女性の権利ってことで言えば、きちんと
 勉強していい学校で優秀な成績をおさめて、一生かけて自分のやりたい仕事を
 やりたいって考えている人が女性であるがゆえに、男性にくらべて大幅に制限を
 受ける、なんてことはどう考えても間違ってることだし、それをなんとかしたいと思う
 ならば、やっぱり動かないとあかんのや。」ってよく言っていた。

私が法学部に通っていた時は男女の比率は9:1くらいだった。司法試験の合格者の
比率もそれくらいだった。でもそれから15年がたって、資格といった受かってしまえば
性別による区別が少ない方面を目指す人の多い法学部では、多いところでは半分ずつ
にまでなっているらしいし、ロースクールでも65:35という割合らしい。たった15年くらいで
もこうやって社会は変化していく。

ファッションっていう分野ではオシャレな50代男性っていうのが出てきた。私が大学生の
頃には金かけてる50代はいても、オシャレなそれっていうのはあまりいなかったように
思える。マガジンハウスで育ったような男女がそれくらいの年齢になってきているの
だろう。今の10代が30歳になる頃には、爪にも気をつかい適切にピアスなどのアクセ
サリーを使った、今だったらトランスジェンダーなんて特殊な人扱いされているような
オシャレな大人が街にたくさん出てくるのだろうと思う。そしてそんな人達は工業製品
であれ、インテリアであれ、今の大人達よりもずっとデザインに評価の重きをおくのでは
ないかなって思う。

そうして世界は変化していくわけなのだけど、そんな中で自分にできること、やりたい
ことってなんなのだろうって思う。私の場合で言えば、その前にもっとちゃんと稼ぐ
ことが必要だし、インテリアの前に掃除だろう(すっごくきたない...)ってことはもの
すごくよくわかっているのだけどでも、そのことをいつも考えてしまう。スピリッツで
連載している「闇金、ウシジマ君」の中で借金まみれで友達だましたりしてなんとか
生きているブ男なゲイがボロボロになりながらも、夜空にあがった花火を見て涙を流して
「これからもこうやって美しいものだけ集めていこうね。」っていうシーンは何度読んでも
涙が出てしまう。

美しさの追求ってものを優先順位の何番目くらいに付けているのかっていう違い
も他人同士をわかりあえなくさせる一つの要因なのだろうなって思う。

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