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February 18, 2006

060210003

朝、実家に立ち寄ったら玄関を入ったところがキレイに
なっていた。いろんな花が植えたり置かれたりしていた。
ちょうど1年前に20年飼っていた猫が死んだ。「ちょーさん」
っていう名前のシャム猫で中学3年生の私が道路のすみっこで
鳴いていた片手に乗るくらいの彼女を拾って家まで連れてきた。

ちょーさんという変な名前は父親がつけた。父親が小さい頃に
飼っていた猫も「キビリン」っていう変な名前だったことを
聞かされていたので、我が家では皆抵抗なくその名前で呼んで
いた。蒙古語だか、朝鮮語だか、なんかしら意味があるらしい
けど、阪神ファンの父親だけど、ひょっとしたら同い年の長島
だけは特別だったのかもしれない。

昨年の1月から2月にかけては妹もオーストラリアから戻ってきて
完全介護体制での最後の一ヶ月だった。最後の1週間は完全に動け
なくなってしまって、スポイトで口に水で溶いた餌を与えていた。
鳴くことも動くこともできなくなってしまっていたちょーさん
だったけど水を飲む時のゴクッっていう音が無音の部屋の中で
とても大きく感じた、4kgあった体重は1kg少しになっていた。

日曜日の朝に少し気分を変えようと思って、友達と自転車で
なにわ自転車道を走りにいった。休憩中に妹からメールが入って
ちょーさんが息をしなくなったっていうことを知った。その友達も
少し前に飼っていたみーこが死んだばかりだったこともあって
神崎川でボートを漕ぐ大学のボート部の若者達をみながら2人で
しばらく無言になっていた、オールがたてる水しぶきがとても
キラキラして見えた。

家に戻って、妹と2人で猫を埋めた。ペットの葬儀屋さんとか
いろんなことを考えたけど、すぐ近くにいてほしかったので
庭とは言えない玄関の植木のところに埋めた。スコップで砂を
かけながら妹と2人で泣いた。家族みんな、猫の通り道を開けて
おくためにドアを最後までは閉めない習慣がついていた。家に
帰ってきて玄関のドアを開けると真っ先に「ちょーさん!」と
呼んだ。

ずっと片づけられなかった猫のケージ(最後の一ヶ月はそこに
ペット用ホットカーペットをひいて寝ていた。)も分解して物置
にいれ、ドアを完全に閉めるようにもなった。猫が通れなくなる
からということで壊れたままにしておいた、アコーデオンカーテン
も新しくした。「そろそろ1年になるね。」って話は少し前にして
いたのだけど、さっきカレンダーをさかのぼってみるまでは
猫が死んだのが2月20日だったってことは忘れてしまっていた。

猫はあまり家にはいない母親にはなついてないように見えた、母親
もそんなにかわいがっていなかったけど、父親に聞いたら花を植えた
のは母親が猫の1周忌(私の家では1周年と呼ぶ)だしキレイなお花を
植えてあげようって言い出したらしい。

秋の終わりくらいに私のアパートのベランダで子猫たちが母猫と
一緒にひなたぼっこをしていた。ふわふわととした子猫たちがすごく
かわいかったので、冷凍庫にあったうなぎをあたためてあげた。
すごく喜んでムシャムシャ食べていた。(これでしょっちゅうやって
くることになったらうれしいけど、でもそれはそれで責任が発生する
ってことだなあ。)なんてぼんやり考えながら音をたてながらうなぎ
にむさぼりつく子猫たちとそれを見守る母猫を少し距離をおいて
見ていた。

いろんなところでかわいがられているためか、それから子猫たちを
ベランダで見かけることはなかったのだけど、その後、母猫が単独で
やってくるようになった。もう子猫たちは独立して近所を走り回って
いるのだろう。えさはあげないけど、ベランダに置いた壊れた椅子に
座った母猫に洗濯物を干しながらいろいろと話しかけてみる。
「駐車場のところにちょーさんに似た猫がいるけど、ちょーさんは
 ほとんど家から出なかったのだけど、あれはちょーさんの孫かひ孫
 だったりするんかな?」

最近、母猫を見かけないなと思っていたのだけど、このあいだ久しぶり
にやってきた。おみやげ持参での訪問だった。椅子の上に何か落ちてる
なと思ったらネズミだった、ほんとにびっくりした。

051020001



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