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March 03, 2006

ポジション、その他

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半年くらい自転車に乗ってなくて、ここ2週間ほど乗るようになった
わけなのだけど、つまりは11月にやってきたスコットCR-1にまとも
に乗るのはこれが初めてということになる。完成車で買って、見た目
が気に入っているということでステムとピラーをトムソンに変えた以外
はそのままで乗っていたのだけど、乗り出すようになるといろいろと
気づく部分が出てくる。

まず最初に思ったのは、「落差が取れない」ってことだ。560mmの
サイズでヘッドチューブが長いので、足が長くない私だとスぺーサーを
全く入れない状態でも落差があまり出ない。別に落差があればいいって
ものんじゃないけど、私の出るレースなんて距離も短いクリテリウムみたい
なのばかりだから、下ハンドル握りっぱなしだし先頭を引くことはまず無い
のだけど、短時間なので力さえ出せれば、前傾が深いに超したことはない。
そのあたりは73°のOVALのステムを使うとか、ハンドルを変えるなどして
ある程度対応できるし、私レベルではそれで十分なのだけど。昨日の夜、
ぼんやりと大阪城を走りながら、(そうだっ、こういう時に人はオーダー
でフレームを注文したくなるんだ、クリテ向き、足短い人仕様、ヘッドチューブ
は短めでお願いしま~す。)なんてことを思った。

昨日の大阪城は寒かったにもかかわらず、キタミネ、マガラ、カマタニ
といろんな人がいた、途中から合流したマスダは「おーあれがキタミネ
さんかあ、猫抱いてたよ~。あの人を生で見れたらオレも一人前の関西
のサイクリストだあ。」と喜んでいた。私はキタミネさんの速さもうらやましい
けど、猫を餌をあたえないでなつかせる能力がすごいなあと思っている。
彼が大阪城でいつも遊んでいる猫を見つけたので寄っていったのだけど
私のところには全く近寄ってこようともしなかった(^_^;)

昨日はサドルを5mm下げてみたのだけど、回しやすいように感じた。
数値をちゃんと記録しておこう。サドルもかえたのでいろいろと大変だ。
クランクも少し前に165mmに変えてみた、股下84cmくらいなので一般的
に適正とされているクランク長よりは短いと思う。キャファの辻本さんの話
を聞いて試してみたいなと思っていたのでコンパクトドライブを購入する時に
165mmにしてみた。
それはさておき、今、標準的なクランクの長さは170mmだけど、平均的
な日本人にはこれは長いのではっていうのはずっと思い続けている。ガイジン
さんの標準が170mm(あるいは172,5mm)だとして、日本人男性の平均身長
は一番高かった1969年生まれで171.8cmで、アメリカ人男性の平均よりも
5cmくらい小さい、ドイツ、オランダより10cm以上低い。そして脚もその分、
あるいはその比率以上に短いわけなのに、クランク長が同じっていうのは
やっぱりおかしいことだろうなと思う。でも短いクランクを使うっていうのは
「短足」っていうイメージとつながることもあるからか、格好悪いものっていう
意識があるから、あまり短いのを買わないのかなって思う。もちろん一番の
原因はシマノなりメーカーが170mmを日本人向けにも標準的長さとして
設定しているからだろうけど。

少し前に「トレーニング」というエントリーで科学的な練習をしているように
見える自転車の世界だけど、けっこう非科学的な練習が多いんじゃないかと
書いたけど、このあたりもそうなのかもしれない。他の人と話をしていると
「でも、短くしたらその分トルクが必要になる。それだけのアドバンテージを
 自分だけが持つってことは考えにくいから、最低でも皆と一緒の170mm
 を回さないと。」
なんて言い方を聞くのだけど、そうじゃないんじゃないのかなって思う。日本
人レーサーの平均身長や脚の長さ、あるいは大腿骨の長さっていうのが仮に
欧州のプロと比較して、さっきの平均身長と同じように差があるのならば、
もちろん股関節の稼働域などによって、例外もあるのだろうけどほとんどの人が
適正値よりも長いクランクを使ってるって可能性は十分にあるし、それが原因で
本来出し切れるポテンシャルの限界から0.数%くらいのレベルであっても低い
数値しか出せていないってことも十分に考えられることだ。
このあいだ竹内薫って人の「99.9%は仮説」って本を読んだのだけど
「世界で戦う(私には無縁の話だけど)には170mm以上を回せないと」っていうのも
「平均身長で劣るのだから短めでないと」っていうのもあくまで仮説であるっていう
前提に立って柔軟に考えられるようにしないとなといけないなあって思った。
基本的には私は「脚の長さが違うのだしクランクも短いってくらいが普通なのでは?」
っていう立場ではるけど。そもそも「欧州で標準的ってされてる長さだって絶対とは
限らない」くらいには考えないといけない。

で、私の身長(180cm)と股下からすれば、現在使っている165mmのクランクは
多分「短い」ってことになるのだろう(ツールの選手などのBB-サドルトップの数字
だけ見ていると170cmくらいの選手が私と同じくらいだったりもするが)あえて
短いクランクを使うってことが有効なのかどうかは、私にはよくわからないけど
上死点で足が詰まるというか、大げさに言えば膝が胸にあたりそうな感覚があり
、またすぐ乳酸が溜まってしまうこともそのあたりに起因しているのではと考え
また馬鹿力とトルクは違うけども、デブな分だけ力はあるので短くしてもなんとか
なるのではと思い使ってみたけど、まだ1000kmも走っていないのでなんとも言えない。
165mmから初めて、それぞれ数千kmくらいは使いながら、少しづつ長さを変化させて
いってみたいなと思っている。ワット数が測定できるポラールやローラー台、あるいは
コンピュトレーナーなどを使って、データを見ながら客観的に自分にとっての最適の
長さっていうのを選んでいきたいなと思っている。

昨日は心拍145bpm(最大心拍の70パーセントくらい)までに抑えて走ろうと思って
いたけど、マガラさんなどの速い人のペースで走ろうとしてもう少し上まであがって
しまったのだけど、あまり距離を走れない人にとってLSD領域での運動をリカバリー
目的以外で行うのに限られた練習時間の中で実質的な意味を持つのか。限界近く
まで追い込むのは週に1度くらいなのか、それとも2週に3回くらいなのか、もちろん
そのあたりは個人差があるところなので自分にとってベターな方法っていうのを
探していきたい。しかしそんなことを考え出すと、客観的に自分を見る手段として
の何かが必要だな、やっぱり。そうなってくると専属コーチ、SRMなんてのは手が
出せないから、ほんとにコンピュトレーナー買おうかな。あとはクリスカーマイケル
の会社のEメール指導かな1月、39$かららしい。


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