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July 2006

July 24, 2006

夜に走る

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日暮れ前から走ってきた。163号線を清滝峠を越えて、くろんど池から
府道7号線で交野CCの激坂を下って、1号線で旭区までというルート
だった。交野CCはきたえさんのサイトによると、2kmで240mupらしく
そうとうの激坂のようだ。下っていてもけっこう怖かったのだけど、今度
はのぼりにチャレンジしてみようと思う。

アパートから清滝を超えて168号線を北上して、この交野CC坂をのぼり
くろんど池を越えて、左折して自衛隊の弾薬基地の周回コースに入って
そこから玉水橋から和束を目指すなんていうルートを次あたりに試して
みたいなと思う。しかし近くにこんないい坂があったとは知らなかった。

途中からは真っ暗になってしまった。夜走ると集中力が増したような
気になるのだけど、危険はそれだけ増すわけだから気をつけないと
いけない。自転車保険にも入っているけど(三井ダイレクトでは無い
けど損保ジャパンなんですよね、ここも不払いでなかなか有名。
ちゃんと払ってくれるかな。)自分が死んだらどうしようもないからね。
途中で道に迷ったりして、合計50km近く走った、いい汗をかいた。


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July 20, 2006

ラルプデュエズでarc en ciel

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2年前の夏、ラルプデュエズに行った。午後から始まる個人TT
の前に自分で実際に走ってみたのだけど、その頃は自転車に乗り
出してまだ間もなく、レースなんかにも参加するようになった
ころで(まだまだオレはこれから速くなるし、輝かしい自転車生活
の第一歩なのだから、ツール見に行くくらいどうってことないよ(^^;) 
なんて風に考えていたのだけど、それから2年がたってみて、なか
なか速くならないばかりか、2年前の夏よりも遅くなってしまってたり
生活の方も変化してきて(フランスに自転車持っていくなんてことが
この先あるんだろうか?)と思うようにもなってきた。

というわけで、昨日ツールの15ステージ、ラルプデュエズでの
頂上ゴールがあったので、またその時のことでも書きます。

これまで数回このネタを書いた時には、「フランス一人旅」風に
書いていたけど、実際には当時ミラノに住んでいた彼女に何から
何までアテンドしてもらっていた。彼女もミラノから自転車を持って
きて(TGVにも自転車置き場があった、さすが)グルノーブル駅から
バスに乗ってラルプデュエズの頂上に着いた。
ラルプデュエズの頂上にはたぶんもう10万人以上の人が集まって
きていて
、なんだかお祭りのようだった。

自転車を取り出し、組み立てる。着替え終わると、荷物をキャリアに
くくりつけたままラルプデュエズを下る。彼女は自転車にそんなに
慣れていないので、ゆっくり下る。
その横をものすごいスピードで
下っていく人達がいる。もうすでにコースの道路の路肩はキャンピン
グカーで埋め尽くされていて、車の前に置いたチェアーに座って、
お酒を飲んだりしながら明日の本番を皆楽しみにしているようだった。

途中で止まって、(さもここまで登ってきたようなふり)の写真を撮影
したりして、下までたどり着いた。下の街(なんとかドワソン)にも
同じくらい人があふれかえっていた。最初はまたバスに乗ってグルノー
ブルまで戻ろうと思っていたのだけど、お祭りで盛り上がる人達を見て
いるとなんだか戻るのがイヤになってきたので、ここに残ろうと思った。

が、当然のことなんだろうけど、宿はどこもいっぱいだった。何軒も回
ってもダメだった。だんだん日も沈んできて少し不安になったきてけど
「あそこでテント売ってるじゃん。」と彼女が言うので、そのテントを
買うことにした。スタート地点近くのキャンプ場にテントを持っていっ
たはいいけど、私も彼女もアウトドアとは無縁の人なので、テントが貼
れない。他人のテントを見ながら、なんとかテントらしい形に仕上がっ
た。

宿が確保できたので、お祭りを楽しもう。山岳賞ジャージのスポンサー
でその水玉がジャージの柄にもなっているスーパーマーケットに行った。
フランスに来たんだし、長~いフランスパンでも買いたいなと思ったの
だけど、たくさんの人が同じことを考えていたみたいで長いのは全部
売り切れていた。

しょうがないのでスタート台が置かれているあたりまで歩いていき、カ
フェみたいなところでビールとパンを買って食べる。夜になっても欧州
中の自転車愛好家達がどんどんやってきていて、完全にプロレーサーに
成りきったレプリカウエアの彼らに対して声援を送ったり、ブーイング
を飛ばしたりしていた
。とても盛り上がる祭りの中にいながらも、彼ら
が何をしゃべっているのか全くわからないっていうのは不思議な感覚だ
った
、韓国に行った以外は英語圏しか行ったことがなかった。
ときおり英語が聞こえてくるけど、そんな人達の多くは、USポスタル
(ディスカバリー)のジャージを着て、トレックに乗っていた。そして
欧州人からブーイングを受けたりして、そしてそれを笑顔で引き受け
ていた。)

5年振りにメールをやりとりするようになり、5日ほど前にミラノで再会
したばかりだった。それが気がつけば一緒にフランスにいて、言葉のわ
からない祭りの中に放りこまれている。そして小学生以来のテント泊と
いうおまけまでついてきている。

スーパーで薄い毛布を買ったのだけど、明け方には15度くらいになって
いてこういうことに不慣れな私は凍死するんじゃないかと真剣にあせっ
た。太陽ができったところで、アルプスから流れる万年雪から溶け出し
きれいな川のほとりで軽量化をすませて、出店で買ったラルプデュエ
ズジャージを着て、ラルプデュエズタイムアタックを開始することにし
た。彼女は登れないだろうから、そこらへんを散歩しているとのことだ
った。

スタート地点までいったん戻る。ストップウオッチのボタンを押して
走り出した。(あーあのパンターニが走り、シャカリキのテルが憧れた
ラルプデュエズをオレは今、走り出した..)なんてことは全く思わな
かった。そのころはパンターニも知らなかったし、シャカリキも読んで
なかった。(十三峠の3倍以上の距離かあ、最後まで足付かずに走れる
かな)くらいしか考えていなかった。最初の第一カーブ(誰の名前が付い
てるんだっけ?)を過ぎたくらいから、もう道路の両脇にはほぼ人が
いっぱいに座っていて、それはゴール付近までずっと続いた。みんな朝
からお酒でも飲んでいるのかとても陽気に盛り上がっていて、アジア人
らしき私を見つけると、「コニチハ」「ニイハオ」などいろんな声をか
けてくる。それがなんだかうれしくてより声をかけてもらおうとして
ヘルメットを外した。

10数kmほどのコースを、何千人っていう人が自転車で登っている。
乗鞍のヒルクライムってあんな感じなのだろうか。クロスバイクやMT
Bでのんびり走っている人も多く、「はい、右通ります!」なんて言って
も通じないので(右側通行だから、左か)、「エクスキューズミー」
なんて言いながら抜いていく。そしてレプリカ軍団の中のレーサー体型
の人達に抜かれていく。沿道の10万人以上の人達に最後まで声援して
もらいながら走った。あんな風に声援を受けながら山を登ることはもう無
いんだろうな、と今は思う。

のんびり登ったので(1時間10数分、ランスは38分)、ゴールに着いて
もそんなにしんどくはなかった。それよりもまだそこから上へと山が続
いていることにおどろいた。(そこから上がスキー場らしい)、日本の
自転車雑誌の人達(あるいはツアーで来ている人達)がいないかなと
探したのだけど、見あたらないので、下山することにした。
下りはのんびりと走っていたのだけど、ものすごい速度で下っていく
人達が今日もたくさんいた。そして下にたどり着くまでに5人くらいが
落車していたし、そのうちの2人はけっこうシリアスな状態だった。
救急車の音も聞こえてきていた。

レースが始まって、一番おどろいたのは選手の先導役のオートバイが
クラクションを鳴らして邪魔な観客をどかすのだけど、いっさいブレー
キをかけないことだった。それくらい怖がらせてないと選手の安全確保
ができないのかもしれないけど、でも驚いた、午前中の落車などもそう
だけど、自己責任っていうのはこういうことなのかなと思う。

個人TTなんて別に見ていて、特に楽しいものではないので、一番ワク
ワクしたのはスタート前に山車風に改造した車がスポンサーグッズを
ばらまく時だった。水玉模様の帽子や緑色の大きな手のスポンジ、グミ
キャンディー、おもちゃなどを西洋人の子供と奪い合った。

最後まで見届けたら、グルノーブル発の電車に乗れなそうなので、ラン
スらトップグループ達のスタートだけ見て、グルノーブル駅へと向かうこと
にした(50kmくらい)、しかし駅へと向かう1本道へ警察が通してくれない。
自転車は規制していないはずなので、警察官の嫌がらせなのだろう。
警察の目を盗んでロープを超えて、選手達のバスの横を過ぎてまたロ
ープを超えて道へ出た。

50kmで猶予時間は4時間以上あったので、全く問題ないはずだったのだけ
ど、川沿いのすばらしい景色のゆるい下りを走り、都心部に出たところ
で雨が降ってきて、そしてそこで
前後同時パンク&チューブの噛み込みパンク
に、1km後にまた釘を
踏んでのパンクで替えチューブが無くなってしまった。高速道路の側道
みたいなところで、タクシーも見つからないので、けっこう途方にくれて
いたのだけど、自転車押して下道に出てみたところに、スポーツ用品
チェーンの「DECATHLON」があった。そこでチューブを買って、空気を
入れてもらい駅まで再スタートした、雨は上がっていた。その時以来、
私はDECATHLONがスポンサードしているAG2rを応援している(自転車
にもDECATHLONって入っていた、現在はB'twinという名前に変わった。)


グルノーブル駅で「アン クロワッソン?」と怪しげな発音でパンを
買い、なぜか自動発券機でクレジットカードが通らなくて、通りがか
った人に買ってもらって現金で支払う、なんていう「旅」っぽいこと
もした。ホームでは東京から来てたという男性2人組の人と話をした。
とても疲れていたので輪行袋にも入れずにそのまま電車に自転車をつ
っこんで、駅(シャンベリー)からホテルまでの坂道をゆっくり自転車
をこいだ。ホテルの部屋へもそのまま自転車を持ち込んで、そのまま
ベッドに倒れこんで寝た。翌朝、ホテルの中庭で朝食を食べていると
オートバイ愛好家達がたくさん集まってきていてた。ラルプデュエズで
はないけど、そこからも見えるアルプスの山へと向かうみたいだった。

イタリアに向かうTGVはなぜだか私たちの席が無くて、車両間の補助
椅子に座った。途中、何度もイタリア人のおばさんがやってきて彼女に
話しかけていたが、私にはやっぱりちんぷんかんぷんだった。
昨年はラルプデュエズはコースから外れてしまったけど、今年はまた
復活し、そしてマイヨジョーヌをかけたレースを大阪で彼女と一緒に
「あっ、あそこで写真撮ったよね。」なんて言いながらTVで見ていた。

7月になってまた少し自転車に乗る時間も増えた、まだまだ速くなりたい
けどラルプデュエズにもまた行ってみたいなと思う。次回は1時間切り
が目標。彼女も次回はのぼりにも挑戦してもらいたい。

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July 17, 2006

コンサートの夜その2

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ツールドフランスもいよいよ大詰めだけど、今年は録画はしている
もののほとんど見ていない。やっぱり出るべき人が出てないような
感じがしてしまう。もちろんバッソ、ウルリッヒ、ヴィノクロフ
といった人以外にも素晴らしい世界最高級の能力を持った選手達が
いて、そんな彼らが競い合っているわけだけど、やっぱり名前の通
ったスタアが出てないと「興行」としての魅力にはかける。

昨日、5年振りにモー娘などがいるハロープロジェクトのコンサート
を見てきた。ヤフオクで安く買って大阪城ホールへ。
大阪城公園駅をおりるなり、彼女が「くさい、パソコン屋のにおいが
する。」と言い出した。そう言われてみればかすかに感じなくもない
けど、興奮しているせいかあまりわからなかった。
大阪城ホール前の噴水には、たくさんの「モーヲタ」達が集結してた。
特攻服にお気に入りのメンバーの名前を刺繍した人、全身バッチまみれ
になっている人、ハロプロのフットサルチームのジャージ、みんな自分
がハロプロファンであることを示している。
私も前日にパソコンで秋田県のSUZUKA容疑者のシルエットを使って
そこに「娘命!」っていう文字を入れたTシャツの原案を考えてはみた
けど、さすがに36歳になってそれを着て街を歩くことはできない(^^;)
(モー娘のコンサートに行くのも同じようなものだけど)

前日、ネットでコンサートでの曲リストを調べて、Youtubeで集めてきた
動画集で必死で予習した、5年前はだいぶ知っていたのだけど、今回
は9割くらいの曲がわからない。モー娘はともかく、Berryz工房とかC-UTE
なんてまったく知らない。

ノートパソコンの液晶画面をこちらに向けてうつむきがちに歩いてくる
男の子がいた。画面を見てみると「オールメンバーポスターフルコンプ
達成(^^)/」という文字が流れている。すべてのメンバーのポスターを
全部集めたんだよ、オレ、すごいでしょ?っていう意味なのだろう。
しかしこの空間には、今の世間でネガティブ、あるいはモテないとされ
るすべての要素を持った人が集まってきているように思える。デブ、
若ハゲ、チビ、ガリガリ、体臭、不潔、チェックのシャツをin、ズボン
はへそが隠れるまで引き上げる、甲高い声、ブサイク..

そしてそんな人達が上気した顔で、開けてみるまで誰のカードかは
お・た・の・し・みの余ったカードをトレーディングしたり、踊りの
練習をしたり、久しぶりに出会った離れた地域の仲間と2ちゃんねる
言葉で語り合ったりしている。

アイドルって、こういう人達の声援を受け、握手され、そして彼らの
お金を集めて生活していっているんだなあってしみじみ感じた。キツイ
言い方にはなるけど、現世では楽しいことなんてほとんど何もないで
あろう彼らが唯一大声を出したり、解放できる場所、別にその対象は
モー娘である必要はなく、虐げられている彼らしか集まってこないよう
な場所であればどこでもいいのだろうと思う。違うアイドルでもいいし
アニメでもいいし、鉄道でもいいのだろうと思う。
行きの環状線の京橋駅では、「KONNO ASAMI」というピンクのTシャツを
着た男性がちょっと不良っぽい高校生にからかわれていたし、帰りの
電車でも一斉に乗り込んできたヲタク達を見て「EGOIST」の紙袋を持っ
たGAL風の女の子がこれ以上ないようなさげすんだ目で彼らを見ていた。

コンサートは知っている曲があまり無かったけど、なかなか楽しむこと
ができた。濃いヲタクの人達はポスターだけでなく、振り付けもコンプ
していて、最初から終わりまでキレの無い動きで踊り続けていた。
「L・O・V・E ラブリー○○!」とコールを出し、曲の合間には彼女た
ちの愛称を大声で叫んでいた。その叫びが彼女たちに届くことは決して
ないのだけど、でもそうやって大声で叫ぶ、自分を解放できているって
ことがとても大切なことなのだろうと思う。

総勢20数人くらいの若い女の子が舞台で踊ったり歌ったりしていて、皆
かわいらしいのだけど、それでもその中で自然に光り輝いている子って
いうのがいる。そういうのってその人が持つ力なのだろうと思う。客席
からは小さくしか見えないのだけど、でもついその子の方を見てしまう、
そんな力を持っている。

コンサートが終わって千林駅からアパートまで歩いて帰りながら、今日
の感想を話した。「最初は気持ち悪かったし、なによりくさかった
(^^;)けど、でも一心不乱に踊り続ける彼らを見てたら幸せそうだな
と思った。」と彼女は言っていた、私もそう思う。

「でも、こういう言い方って懐古みたいだけど、5年前のコンサート
 の熱気って今日のそれの5倍とか10倍とかあったんだよ。今は娘自体
 がもう売れてなくて、芸能のメインストリームじゃないわけだけど
 絶頂期的に売れていたからこそ、彼らにとって「僕たちだけの場所」で
 あると同時に、その時、日本で一番売れている人達であったわけだ
 から、その場所にいる自分が誇らしくもあっただろうし、この先いったい
 どこまで売れ続けるのかわからない、いったい彼女たちはどこまでいく
 んだろう、それを俺たちが見届けてみよう、そんな思いをエネルギーに
 して進んでいくロケットみたいなもんだからね、アイドルって、彼らに
 してもこの先、娘達が昔のように売れたりすることはないってことを
 わかっている、だからすごく熱狂しているようだったけど、どこかで
 さめていたように思うよ。舞台の上のメンバー達もほとんどはそんな
 に売れなくなってから入ってきた人達だから、かわいいしスタイルも
 いいんだけど、あらゆる人から賞賛だけを聞かせ続けられることに
 よってうまれるスタアの雰囲気ってものを持っている人は少なかった
 よね。アイドルっていうニッチな商品がミリオンセラーといった国民的
 な人気を得るなんてことはこれからもそうないだろうけど、彼らは早く
 そんな存在があらわれることを願っているんだろうなって思うよ。」

そんなことを偉そうに語りながら、両腕でサイリュームの輪っかが光り
続けているのに気がついて少し恥ずかしくなったが、楽しいデートだった。
次はカマタニさんオススメの映画、「メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー
かな。


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July 14, 2006

コンサートの夜

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彼女と一緒に宝塚で歌のリサイタルを見てきた。(今週から彼女が
東京から大阪に出てきてこっちで一緒に住むようになった。)
今日のコンサートは彼女がミラノに住んでいた時の友達の京子さん
が男性テノールの方と2人で歌うというものだった。

開演少し前に会場(清荒神駅の目の前にあるVEGAホールというところ)
についてパンフレットをひろげたのだけど、予定の曲のほとんどを
私は知らなかった(「約束」「優雅な月よ」「お願い私の愛する人よ」
「饗宴」「消え去れ、優しい面影よ」等々)唯一知っていたのは
蝶々夫人の「ある晴れた日に」くらいだけど、これだって高校時代に
好きだった戸川純のアルバムで歌われていた日本語の歌で知っただけで
オペラの歌としてはまともに聞いたことはない。

しょうがないから「これらの曲目って演歌で言うところのどのあたり
の曲になるの?」と聞いてみる。「そうね、蝶々夫人は超有名だから
津軽海峡冬景色ってところかな、こっちはそうね、坂本冬美の夜桜お七
クラス、それはNHK新人コンクールで優勝して紅白に出てくる人クラス
かなあ。」イマイチよくわからないので「ハロープロジェクトで言えば
どうなる?蝶々夫人をモー娘本体のラブマシンだとすれば、一粒の涙
はメロン記念日、それともプッチモニ?」と言ってみたのだけど、そん
な例えが伝わるわけもなく、コンサートは始まった。

曲の歌詞の内容がある程度記載されていたので(一粒の涙-神よ、あなた
は波立つ海の怒りを和らげることができる。神よ、あなたは、人々に揺
らぐ心無い心と希望を与えてくれる..)それを元にして、なんとか目の
前で歌われている歌の世界ってものに入っていこうとする。
私の斜め後ろに座っているおっさんは、曲毎に「ブラーヴォ、ブラーヴ
ァ(女性に対して)」などと叫ぶ、小さい頃に歌舞伎を見た時に
「○○!」と大向こうからの声を聞いた時のような驚きだった。日本人
が日本人のために兵庫県宝塚市で歌っているのに、ブラーヴォ!なのだ。
どんなおっさんなのかとても気になったけど、ジラーロモ的ではまった
くない普通の日本のおっさんだったら怖いから最後まで見れなかった..

舞台の上の2人もイタリアに留学経験があり(京子さんは日本とイタリア
をいったりきたりの生活らしい)言葉はしゃべれるらしいけど、でも
日本人がドレスを着てわざわざイタリア語などの歌をうたうっていう行
為は面白いなって思う。とはいえ、アメフトをしている最中の私たちも
例えば、簡単なパスを捕球しそこねたチームメイトに対して「ヘイ、ヘ
イ、イージー、イージー」なんてことは平気で言ってるわけだから、
日本的なものに独自解釈されていない海外の文化ってものにたいして接
する日本人の標準的なやりかたなのだろうと思う、これがベースボール
→野球のように完全に変換が終わってしまうとそんなことはなくなる。

ピアノを演奏していた人がとても上手だと彼女は言っているが私にはよ
くわからない。それよりも自転車で1cmとか5mmを調整したりしているの
で(ピアノっていうのは150cmの人も190cmの人も同じ高さなんだろうな
椅子にだって高さ調節機能は無いみたいだしなあ、標準外の人はそれ
だけで大変だよなあ)なんてことしか浮かんでこなかった。

すべての曲目を歌い終わると二人が舞台の中央で話をする。京子さんは
関西人らしくなかなかしゃべりも達者だった、面白かった。その後アン
コールでもう1曲歌った。そして小貫さん(男性)も「では私も歌いま
す、今年一番有名になった歌と言えばこの歌ではないでしょうか。」
という前振りがあり「誰も寝てはならぬ(イナバウアー)」が始まった。
これは演歌でいうところの「与作」ハロプロで言うところの「LOVEレボ
リューション21」クラスだろう、素直にうれしかった。

帰りの電車の中で(車をぶつけてしまった)、「今日の曲目ってもちろ
んオペラファンとかだったら皆知っているのだろうけど、私のような素
人にはほとんど知らない歌ばかりだったのだけど、京子さんや小貫さん
の場合もがんばって活動しているとはいえ、まだ名前だけでチケットが
全部はけてしまうというところまではいかないだろうから、だとしたら
最後のイナバウアーじゃないけど、超有名な曲ばかりっていう構成には
できないものなの?その方がお客さんも喜ぶと思うんだけど、そういう
構成っていうのは素人向けってことであえてやらないの?」
と聞いてみたところ

「その人の声に合った歌っていうのがあるし、前後で歌の雰囲気ががら
 っと変わり過ぎるっていうのも避けたいっていうのもあるけど落語で
 大ネタと呼ばれるような超ポピュラーな話を前座の人とかがやらない
 のって、やっぱりそれらの大ネタを過去にやってきた名人達と比較さ
 れちゃうからって部分もあると思うんだけど、歌でも誰でも知ってる
 歌っていうのはいろんな超有名な歌手達がそれを歌ってきて、それを
 皆が聞いてきてるわけだから、なかなか挑戦しにくいっていう部分も
 あると思うよ。」

という答えが帰ってきた。私レベルの遅いホビーレーサーがトレックの
ランスレプリカのような最高級完成車(100万円とかするやつ)に乗るの
が恥ずかしいと思ってしまうのと同じようなものなのかなとも思うけど
でも今日の2人はお金をとってリサイタルを開いている人達なわけで
そんな人達のレベルであっても、そういう意識があるんだなと思うと
面白かった。梅田でローラー男さん飲み会に合流しようと思ったけど
すでに解散していたようだった、残念。月曜日(祝)は今度は私のフィ
ールドってことで大阪城ホールでハロプロのコンサートに行く(^^;)

ザ☆ピース!、この曲は「黄金の9人体制」って呼ばれた2001年夏の
 大ヒット曲であの時、彼女達はどれだけ輝いていたことか、オペラで
 言えば、そうだなマリアカラスってところかな。」
なんて無責任なことを言って、後はこんな大きな会場でツアーを行うの
は今年で最後であろう(ファンの人、失礼)彼女たちの最後を見届けて
こようと思う。そしてコンサートそのものよりもひょっとしたら楽しみ
にしているかもしれない。「ヲタク達の饗宴」をじっくり観察してこよ
うと思う。

↓(こんな人達がたくさんいます。)
http://www.youtube.com/watch?v=37EktljsDpc


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