手紙 ~拝啓 十五の君へ~
ミオがアンジェラアキの「手紙~拝啓 十五の君へ~」の楽譜を買ってきてピアノ
で弾きながらよく歌っている。それを聞いていいなと思い、youtubeで見てみた。
アンジェラアキが歌うのも当然いいのだけど、NHK全国学校音楽コンクールの
中学校の部の課題曲とされたことから、全国の中学生達がこの歌をうたっている
映像もアップされていて、それを見ているとなんだか泣けてきたりした。
「十五の僕には誰にも話せない悩みの種があるのです~♪」この部分が私を含めて
多くの人の心に響くのだろう。誰だって十五の頃には人に言えない悩みの一つや二
つはあるわけだから、そこまでおおざっぱなくくりだと本来他人の心には届かない。
それが小説なりであれば確実にそうだ。そこで十五の僕のどんな悩みを設定するのか
ってところが小説家の腕の見せ所なのだと思うが、それがピアノにのったきれいな
歌声にのって届いてくると、それだけで人の心の防御壁みたいなものを軽々と飛び
越えてきてしまう。音楽というのはすごい力を持っている。
十五の悩みといえば、映画「リリーシュシュのすべて」を思い出す。中学生という
時代はすばらしい時であると同時につらく悲しい時にもなりうる。重松清の「疾走」
も田舎の閉塞感とそこにつらく厳しく生きる中学生のお話だった。
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